ピアノ教室 GP2台メンテナンス

今日は近所のピアノ教室でメンテナンス！
2台をA=442Hzに調律、うち1台を半日ほど
お邪魔してじっくり調整してまいりました。



子供が積極的にピアノに向き合うためには
楽器の状態も大切。良い音、良いタッチを
知ることで豊かな感性は育まれるものです。


まずは弦とアグラフをクリーニング


続いてアクションへ。上質なタッチを
作るためシャンクローラーにテフロン
パウダーを塗りこめていきます


ジャック前後の調整。全体的に奥目に
入っているので修正していきます


ジャック上下を0.1ｍｍの深さで調整


アクションを外す前に鍵盤高さを確認、
チョークで印をつけておくと効率的。


筬の掃除＆キーピンをピカピカに研磨


先ほどメモした箇所にパンチング紙を
抜き差し、鍵盤高さを整えていきます


再びアクションを装着しました


鍵盤高さの精度をさらに高めるために
鍵盤と筬の間からパンチング紙を補充


鍵盤に続きハンマーの高さも揃えます


ハンマーストップの位置が弦から遠いと
指に付いてこないタッチ感となります。


弦から15mmに設定しました


2台をA=442Hzで調律＆整音も実施


鍵盤高さが揃ったので次回は深さを...


最後に外装を綺麗に磨いて終わりました♪

弊社ではコンサートピアノの保守点検と
同じ作業をメンテナンスで実施します。
コンクールや発表会の本番に備えるには
普段から状態の整ったピアノで練習する
「環境」も大事ではないでしょうか。

また明日から子供達がレッスンに楽しく
取り組んでくれると嬉しいですね♪