Prep for Upright Piano Concert② [店主の日常]
明日はアップライトピアノ・コンサート本番、
P118P1のプレップアップも完了しました(^^)
贅沢にもこちら2台のペトロフP118をご用意、
筒井一貴さんの演奏で聴き比べて頂きます。
そこで皆様にはペトロフUPの予備知識を...
まずは弦の振動を増幅させる「響板」。
ペトロフは、アップライト、グランドピアノに
関わらず、「ボヘミアン・スプルース」という
チェコの森で採れた木材を使用しています。
ヴァイオリン等の弦楽器に用いられるだけあり
歌うような音色と豊かな響きを育みます。
さらに「アグラフ」という金属パーツが88の
音すべてに採用されているのも大きな特長。
1音ごとに弦長を正確に割り出すアグラフは、
ピュアな音色を再現する効果が得られる反面、
鉄骨フレームに一つずつ埋め込む作業に手間が
かかります。ただペトロフ工場の工員にとって
これは昔からの伝統であり、ごく自然な製法。
各モデルによって材質に差を付けたり、効率を
重視して方式を変更したり、付加価値を付ける
ためにあえてアグラフを使用したり、そうした
商業主義的な経営と一線を画す姿勢こそ店長が
ペトロフピアノに惚れ込んだ理由です。
今も息づく昔ながらのピアノ作り、明日はぜひ
ペトロフのレトロな響きをお愉しみ下さい♪
まだ数席ご用意できますので、ご興味ある方は
メールかお電話でお問い合わせを。。
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html
出井さん&根本さん チェコ便り② [音楽雑記]
今朝もチェコからニュースです(^^)
ペトロフ本社を訪れた出井さん&根本さん、
第5代社長のズザナ・ペトロフ社長(右)と
営業責任者タベット氏(左)と社長室で撮影♪
そう、ペトロフ社の現社長は女性なのです。
アントニン・ペトロフが創業した1864年から
150年、歴史の大きな変動にもまれながらも、
創業家一族のもと長きにわたり大切に守られ
受け継がれてきたペトロフ社のピアノ作り。
その礎をなしたのは「人の温もり」です。
工場を訪れると皆とてもフレンドリーであり、
またズザナ社長が従業員に慕われている様子も
伝わってきます。まさにファミリー企業ですね。
店長が専門店を設立することを決心したのも
このような「古き佳きピアノ作りの伝統」を
目の当たりにしたから。現在のピアノ業界を
考えると希少な存在といって良いでしょう。
機械式の大量生産とは異なり、いまも多くの
人の手間と時間をかけて作られるペトロフ。
その魅力を日本の皆様にもお届けします!
ペトロフ本社を訪れた出井さん&根本さん、
第5代社長のズザナ・ペトロフ社長(右)と
営業責任者タベット氏(左)と社長室で撮影♪
そう、ペトロフ社の現社長は女性なのです。
アントニン・ペトロフが創業した1864年から
150年、歴史の大きな変動にもまれながらも、
創業家一族のもと長きにわたり大切に守られ
受け継がれてきたペトロフ社のピアノ作り。
その礎をなしたのは「人の温もり」です。
工場を訪れると皆とてもフレンドリーであり、
またズザナ社長が従業員に慕われている様子も
伝わってきます。まさにファミリー企業ですね。
店長が専門店を設立することを決心したのも
このような「古き佳きピアノ作りの伝統」を
目の当たりにしたから。現在のピアノ業界を
考えると希少な存在といって良いでしょう。
機械式の大量生産とは異なり、いまも多くの
人の手間と時間をかけて作られるペトロフ。
その魅力を日本の皆様にもお届けします!