SSブログ

推薦図書とレクチャーコンサートのご案内 [音楽雑記]

11071945_1604958323050401_6527927028908663009_n.jpg

さて、本日は書籍のご案内と耳寄りな情報を...
まずは音楽的な演奏を志す皆様にお薦めの一冊。

『ピアノの知識と演奏―音楽的な表現のために』
雁部 一浩 著 (ムジカノーヴァ叢書)

著者の雁部一浩先生は作曲家兼ピアニストであり、
以前にご来店頂いた際にはプレップしたペトロフで
極めて精美な演奏をお聴かせ下さいました。

ラフマニノフ、ホフマン、コルトー、バックハウス、
ホロヴィッツ、ミケランジェリ等の演奏をふまえて
ピアノの構造から身体の使い方までとても論理的に
解説されているので、若い演奏家、愛好家の皆様も
まだご存知ない方にはぜひご一読頂きたいです。

なおこの本は15年近くも重版されている良著。
先日サロンで公開レッスンを行ったチェコ人の先生
ミラン・フラネック氏が生徒に指導していた内容に
類似した記述もあり、西洋の音楽に対する捉え方を
知る上で非常に有益ではないかと思います。

雁部先生より数冊サロンにてお預かりしています。
手に取ってご覧いただけますのでご関心のある方は
ご来店の際に遠慮なくお申し出下さい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「これまで抱いてきたペトロフの印象が変わった」と
楽器への審美が厳しい雁部先生より高い評価を賜り、
サロンのペトロフを使用したレクチャーコンサートを
現在企画しているところです。※5月~6月頃を予定

古き佳き響きを現代に継ぐチェコのピアノPETROFで
「ピアニストの黄金時代」と謳われる世代の演奏家の
ピアノ奏法をコンサート形式で紐解くという試み....
なんとも興味をそそられる趣向ではありませんか。

また詳細が決まりましたら皆様にご報告いたします。
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。