SSブログ

雁部一浩さん講演会レポート [コンサート・レポート]

おはようございます!
雁部一浩さんのレクチャーが終了しました!
コルトーやホロヴィッツのように弾けたら...
そんな憧れを抱く演奏家や愛好家の方にとって
収穫の多い体験になったかと思います(^^)
講演後の皆様の表情からもそれが伝わりました。

11259687_1615178455361721_5305361700635481512_n.jpg

20世紀前半の演奏家の録音を流しながら特徴を
語る雁部さんの解説、そして時々交える実演の
美しさにお客様はじっと聴き入っていました。
まさに往年の巨匠達に通ずる「薫り」をそこに
感じ取って頂けたのではないでしょうか。

音楽的な表現について幾つかポイントを挙げて
下さいましたが、そのうちの一つが「弱音」。
ピアニッシモからメゾフォルテまでのレンジを
いかに巧みに巨匠達が駆使していたか、実際に
雁部さんが生で聴かれたというホロヴィッツの
演奏を例に興味深く説明して下さいました。
さらにそれを再現するためには、楽器の響きや
調整状態がいかに大切かということも...。

昔の巨匠は自身の「芸術性」を表現するために
楽器を選んでいました。これからの業界を担う
若い演奏家達にもピアノの個性や調整の状態に
もっと強い関心を持って頂けると、店主として
嬉しく思う次第であります。

今日は弊社でペトロフを購入したユーザー様も
ご来店され、ますますご自宅のピアノに対して
向き合いたくなったご様子。感度の高い楽器が
手元にあれば、どうすればより音楽的な演奏が
出来るのか、俄然追求したくなるものです。

さて。
今日はガラリ変わって「チェコ・フェスタ」♪
専門家から初心者まで音楽をお愉しみ頂くのが
この2年通してきたピアノプレップの理念。
ペトロフピアノと一緒にチェコの魅力を皆様で
分かち合いませんか?お待ち申し上げます(^^)
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html

nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。