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チェコの名演奏家②ルドルフ・フィルクシュニー [音楽雑記]

【Rudolf Firkušný (1912− 1994)】
今宵はルドルフ・フィルクシュニーをご紹介。
画像はまだ若かりし頃の写真、髪の分け方に
時代を感じますね...。作曲家ヤナーチェクに
直接ピアノと作曲を学び、その実直で自然な
演奏スタイルに定評のあるピアニストでした。

Rudolf Firkusny.jpg

ナチス占領下にあったチェコからアメリカに
亡命、ジュリアード音楽院で教師をする傍ら
演奏活動を行い、優れた録音も残しています。

直伝のヤナーチェク作品は当然ながらお勧め、
ムソルグスキー《展覧会の絵》のような大曲
からシューベルトの小品まで、珠玉の演奏を
聴かせてくれます。

L.ヤナーチェク:『草かげの小径にて』


8月23日(日)に白金台サロンで弾いて頂く
ピアニスト三谷弘貴さんも彼の大ファン。
お陰様で多数ご予約を頂きまして満員御礼、
チェコのピアノで奏でる《展覧会の絵》等
店主も非常に楽しみにしております。

古きを温めて新しきを知る...CDやYouTubeで
いまや巨匠の名演を容易に聴ける時代。
若き音楽家の皆様にはどうか彼等の演奏から
多くを吸収し糧にして頂けたらと願います。


来日の経験もあるフィルクシュニー
サントリーホールにおける演奏動画をどうぞ。
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