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アップライトピアノで弾く連打・トリルの検証 [音楽雑記]

今度はアップライトピアノのアクションを
ご覧頂きながら、連打&トリルの弾き方を
検証...実はこれは最近お客様にもお話する
ネタ、長文の投稿で大変恐縮ですm(_ _)m

Posted by ピアノプレップ Piano Prep on 2015年9月5日


動画はペトロフP125内部アクションの様子。
“ジャック”と呼ばれる棒状部品の動きに注目...
鍵盤を押し下げるとハンマーが植えられた
部品を突き上げて最後は手前に脱進します。

鍵盤が底に近い位置=ジャックが抜けている
状態では鍵盤をいくら連打しても空打ちして
音は出ません。
これがグランドピアノとの大きな相違点、
この特徴をふまえて演奏する必要があります。

ではどんな弾き方が有効かといえば、
ジャックが完全に抜けきらないよう意識的に
鍵盤を操作すること。

イメージとしては鍵盤が底に触れないよう
浅いタッチで瞬発的に打鍵する感覚、
またいったん押し下げた鍵盤は元の高さまで
戻すように心がけてください。

アップライトの場合、鍵盤を深く沈めるほど
連打やトリルが弾きづらくなるという事実、
これは覚えておいて損ではないと思います。

弾き手がピアノの機構や調整に関する正しい
知識を身につけることはより効果的な演奏に
繋がります。

同じピアノでもアップライトとグランドは
ある意味まったく「別の楽器」。
ときに楽器の構造から弾き方を考えてみると
思わぬ発見があるかもしれません。
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ペトロフ P125F1 ウォルナット艶出 テスト録音 [ペトロフ録音]

PETROF P125F1 Test Recording

プレップしたP125F1のテスト風景です。トリルや連打が入り難い…と一般に言われるアップライトピアノですが、機構を考えると底まで打鍵せず浅めのタッチで弾くのがコツ。もちろん調整されていることが大前提です。

Posted by ピアノプレップ Piano Prep on 2015年9月5日


プレップしたP125F1のテスト風景です。
トリルや連打が入り難い…と一般に言われる
アップライトピアノですが、機構を考えると
底まで打鍵せず浅めのタッチで弾くのがコツ。
もちろん調整されていることが大前提です。
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