ペトロフP194 Storm 新入荷！

本日サロンは休業予定...のはずでしたが
なんとP194Stormが電撃入荷しました！


脚を取り付けてこれから立てるところ...


ハンマーは固定されて工場を出荷


立体感のあるサウンドを生む響板



すでに現時点で瑞々しく爽やかな響き...
さらに音とタッチの粒が精密に揃ったら
と考えると今から期待は膨らむばかり。
プレップアップ後をどうかお楽しみに♪

ペトロフP118P1 チェリーサテン 納入調整

作曲活動されているオーナー様の御宅に
お伺いしたところ...無数の鍵盤楽器が！
世界各地で入手したというトイピアノや
チェレスタなど、普段さわることのない
楽器を店主も愉しませて頂きました。
ピアノ好きにはたまらない空間ですね♪



一方、肝心な納入調整はというと...
円みのある音を希望されるオーナー様と
相談しながら高音のハンマーに針を刺し、
お好みのレベルにまで音をマイルドに...
ご主人も満足の状態に仕上げました！

P118P1チェリー・モデルを選択された
理由はお部屋を見れば一目瞭然ですね。


音にもオシャレにもこだわりたい皆様を
ピアノプレップはサポートいたします！

トイ・ピアノの音が気になる～という方は
オーナー様のYouTubeチャンネルをぜひ♪
https://www.youtube.com/user/musica0806

鍵盤の役割とは...

ただいまP125F1のプレップアップ作業は
鍵盤の高さ、深さとハンマーの接近調整を
終えたところです。あらためて感じたのは
ピアノの音を奏でるのは「鍵盤」ではなく
先の「ハンマーフェルト」であること...。


鍵盤の高さを正確に均します


深さも１鍵ずつ揃えていきます


鍵盤の操作が打弦直前までハンマーに
伝わるように「接近」距離を設定

そんな思いに至った理由は店内でたまたま
聴いていたショパン・コンクールの演奏に
「あ、綺麗な音を鳴らすな～」と気になる
コンテスタントを見つけたからです。

その人はEric Lu。外見はアジア人ですが、
国籍はアメリカ、弱冠17歳だそうです。
優勝候補と目される演奏者は他にも何人か
見受けられますが、彼独特の優しい音色と
タッチは、鍵盤は「打鍵する」のではなく
10mmの深さを使ってハンマーフェルトを
「操作する」ためのものだと教えてくれる
ようです。https://youtu.be/_YBzQrCIuac



幸い彼も最終審査に残っている模様ですが
果たして第17回目の栄冠は誰の手に？？

ペトロフP125F1 Mahogany艶出モデル プレップアップ①

本日P159Boraお取り寄せのご相談が...。
弊社で収録したP194Stormの音に感じ入り
サロンでP173Breezeを体感されたところ、
その音の深みに感激して下さいました(^^)

そしてP125F1のプレップアップも開始！

チューニングピン＆弦をクリーニング


弦と駒を密着させます


キーピンも汚れを除去します


キーホールもきれいに掃除します


１鍵ずつ遊びを作り動きを滑らかに


ハンマー弦合わせ＆フェルト整形


今日はこれにてひとまず終了...

明日も皆様のご来店お待ちしております！

Chopin Mazurka on Petrof P173 ROCOCO

ショパン・コンクールの最中ということで
こちらの動画をご紹介。ペトロフの中でも
ひと際目立つROCOCOによる演奏です♪
注目すべきはその音質。従来の艶出塗装と
異なる“乾いた響き”にお気づきでしょうか？
https://youtu.be/Vp1SARSCpWo

塗装の仕様によってピアノの音にも性格の
違いが生まれることはまだまだ一般的には
知られていません。かつてホロヴィッツが
愛用したNY製スタインウェイのサウンドを
艶出塗装のハンブルク製スタインウェイで
再現することは難しいように、楽器がもつ
音色、響きが演奏に与える影響を考えると
ピアノ音楽の新たな一面が拓けてきます。

ペトロフP125F1 Mahogany艶出モデル 新入荷！

今日はP125F1マホガニー艶出モデルが
ショールームに新しく加わりました(^^)



音楽性、実用性のバランスが優れている
ペトロフUPの中でも人気の定番モデル♪
プレップアップまで少々お待ちを...

ピアノプレップ公式HPを更新中...

現在ピアノプレップ公式HPを更新中...
お陰様でオープン以来、ペトロフピアノを
多くのお客様にお届けしてまいりました♪
お洒落にコーディネートされている事例を
ご紹介していますのでご参考にどうぞ！
http://www.pianoprep.jp/cont9/23.html
※各画像をクリックすると記事に飛びます

手間と時間を惜しまずに...

この３連休いかがお過ごしでしたか？
白金台サロンでは近い将来ピアノ購入を
検討されているファミリーがご来店(^^)
良いピアノとは何か、出荷調整の手順、
納品後のメンテナンス、温湿度管理など
ピアノ選びのポイントを解説しました。



丁寧に抽出されたコーヒーに美味しさが
宿るようにどんなピアノも手間が必要。
お客様にもお気に入りの楽器を見つける
時間を愉しんで頂きたいと思います！

さて、ようやく一息ついたところで
ショパンコンクールの２次予選をチェックと...

池井博美さん“バッハ・リサイタル” レポート♪

池井博美さんのリサイタルが無事に終了！
今回は演奏家、バッハを愛好する方をはじめ
池井さんの留学先の友人知人もお見えになり
同好会＆同窓会のようなサロンコンサート...
これも少人数ならではの愉しみですね♪



誰しもが知る作曲家のわりに意外とバッハの
作品を専攻するピアニストはまだ少数派かも
しれません。チェンバロなどの古楽器で良く
弾かれる一方、モダンピアノによる演奏には
様々な可能性が秘められていると池井さん。
装飾音の入れ方、リズム感、声部の歌わせ方
など興味ある方にとっては参考になる部分も
多かったのではないでしょうか。

コンサートグランドでもチェンバロでもなく
ペトロフP173という小型グランドを使用した
バッハ演奏というのも新鮮だったと思います。
池井さんの演奏を通じて「バッハの世界」と
チェコ製ピアノの魅力が少しでも多くの方に
伝わりましたら店主も幸いでございます。

最後になりましたが、足をお運び頂いた皆様、
そして素敵な演奏を披露して頂いた池井さん、
心より御礼を申し上げます！

チェコの玩具メーカーDETOA社ご来店！

今年もチェコ共和国が誇る老舗玩具メーカー
DETOA社がサロンを訪ねて下さいました！
輸入販売しているトイピースさんとの会議も
どうやら有意義な話し合いとなった模様。
チェコの子供達に古くから親しまれる木製の
おもちゃは白金台でも人気上昇中です(^^)



実はDETOAはペトロフ社にもピアノ部品を
供給するピアノアクションメーカーであり、
木材加工の高い技術を擁する会社なのです。



こんな思わぬ接点から日本とチェコの交流が
育まれるのもまた面白いものですね！