ペトロフ技術者ミーティング

本日はサロンを休業しましてPETROF社より
派遣された営業、製造、技術の代表者と日本の
代理店の技術者によるミーティングを実施。



本社工場での調整方法、設計・製造の意図、
メーカーのポリシーを伺い、我々からは現場の
人間として日頃感じることをフィードバック。







その際にはチェコに留学された経験をお持ちの
テノール歌手・出井則太郎さんが通訳として
大いに活躍して下さいました。心より感謝！





朝から始まった話し合いも気づいたら夕方に...
お互いに有意義なミーティングとなりました。
日本のマーケットを非常に重要視していると
ペトロフ社の皆様、遠方より有難うございます！



メーカーと販売店が連携して、ピアニストは
もちろん技術者の皆様にもチェコのピアノを
広く親しんで頂くため、これからも引き続き
このような意見交換を重ねてまいります。

ペトロフP173Chippendale 出荷調整

今週プレップアップのトリを飾りますのは
コンサートで活躍してくれたP173Breeze、
いよいよ出荷のときが近づいてきました。


まずはチューニングピンをクリーニング


ハンマーフェルト表面もきれいに処理


鍵盤を外して鍵盤筬もきれいに掃除


ポジドライバーで再びアクションを装着


ハンマーと弦の合わせをチェック


ハンマーとアクションサポートの合わせ


ローラースキンにはテフロン処理


ジャックの前後・上下をチェック


鍵盤高さ・深さの精度をさらに高く...


ハンマーの接近距離をひとつずつ修正


それに伴いハンマードロップも調整

入荷時に比べて一段と響きに深みが増した
このピアノ、精密な調整をもう一度施して
繊細なpppを鳴らせる状態に仕上げます！