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プライベートで音楽鑑賞 [店主の日常]

昨日は愛車のミニベロで五反田へ。
以前より気になっていたご近所の
サロンコンサートを訪れました。

奏者は若手ピアニスト阪田知樹さん、
リスト、バルトークを主とした曲目で
ピアノはベーゼンドルファーでした。
やはりこの距離感で演奏を愉しめると
いうのはサロンコンサートの醍醐味。

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リストのハンガリー狂詩曲第2番では
阪田さん自身によるカデンツァあり。
省かれる場合が多いので得した気分に
なっていたのは自分だけでしょうか。
アムラン、マツーエフまで行くと少々
やり過ぎ感がありますが、コルトーや
ラフマニノフみたいにさらりと弾いて
くれると聴く側としては嬉しいもの。

リストのロ短調ソナタ、バルトークの
ピアノソナタではベーゼンの低音弦の
太く伸びのある響きが存在感を放って
いました。ぜひこうしたピアノ自体の
音色、響きの特徴、曲との相性なども
お客様に楽しんでもらいたいですね。

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ヨハン・シュトラウスモデル

「個」の違いと組み合わせの妙味。
ワインと料理では当たり前のことでも
クラシック音楽ではまだまだ未開拓。
それだけに新たな切り口として大きな
可能性を秘めているように思えます。

阪田さんの素敵な演奏を聴かせて頂き
今夜はあらためてそのことを実感。
ピアノ音楽に対してよりアクティブに
向きあう2016年となりそうです。
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