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ペトロフP159BORA ウォルナット艶出モデル プレップアップ [プレップアップ]

昨日からP159BORAのプレップを開始!

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現代の巨匠クリスチャン・ツィメルマンが
ピアノを好みの状態に自ら調整するように
一流の演奏家は楽器にも精通しています。
...という訳で作業内容を今回も公開。

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アクションと鍵盤を外して作業を開始

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ネジ締め、キーピンの掃除、鍵盤調整
毎度ながらコツコツと土台を作ります

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再びアクションを装着して弦合わせ
正しい位置にひとつずつ調整します

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ハンマーのポジションに合わせて
アクションの各位置を揃えていきます

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小ジャックとレギュレーティングボタン、
キャプスタンスクリューとウィペンヒール、
これらの接点も同時にチェックします

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ジャックの前後位置をひとつずつ修正

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ジャックの高さを指先でなぞって点検

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LEDライトで照らしてハンマー接近距離を
調整、ピアニッシモの演奏に関わります

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鍵盤の深さは10mmに調整

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ハンマーと弦の距離「ストローク」を
調整、アフタータッチの感触をもとに
基準をとって揃えていきます

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鍵盤を弾いたとき打弦したハンマーが
止まる位置が「ハンマーストップ」
弦から15mmに正確に整えます


ピアノの先生、音大生、愛好家の皆様に
ピアノの構造や調整についてさらに高い
関心をもって頂けると嬉しいです(^^)
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