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ペトロフP118C1ウォルナット艶消モデル 出荷調整 [プレップアップ]

P118C1ウォルナット艶消モデルの出荷調整、
明後日の旅立ちに向けて用意を整えます。

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まずはひとつひとつネジ締めを実施

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弦合わせも再度チェックします

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鍵盤高さもさらに精度を上げて均一に

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ハンマー接近をもう一度点検です

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ダンパーの動作も精密に整えます

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出荷調律はA=442Hzで...

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PETROF P118C1 Walnut Satin Finish and
Discacciati Mod.110 with Azzurro velvet seat

ウォルナット艶消モデルも近ごろ人気上昇中。
昨日のラグジュアリー感のある艶出モデルと
本日の落ち着いたテイストの艶消モデル....
皆様はどちらの仕上げがお好みですか?
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ジャズピアニスト工藤雄一さんご来店 [ペトロフ動画]

ジャズピアニスト工藤雄一さんがご来店!
GP4台の「音色」をじっくりと聴き比べ...
指と耳で微妙なニュアンスを感じて貰えると
ピアノも喜びます。P173Chippendaleによる
やや年月を経たサウンドをお愉しみ下さい♪


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ペトロフP118P1ウォルナット艶出モデル プレップアップ [プレップアップ]

ペトロフP194Stormでぜひ録音したいと
ピアニストの泉谷景子さんが昼過ぎに
ご来店されました!

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音楽家の中にもノスタルジックな音色の
ファンになられる方が続出中...

またP118P1ウォルナット艶出モデルの
プレップアップも続行中...

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今日は鍵盤の深さからスタート

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アクションの各パーツのポジション修正

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「ハンマー接近」調整
操作しやすいタッチ感を作っていきます

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音を止めるダンパーのタイミング調整

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A=442Hzに調律します

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ハンマーフェルトに針刺し
音質の粒を丹念に揃えていきます

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針の痕跡を消去、音色も艶やかに

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行き交う人に見られながらプレップ完了!

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木目同様、味わい深いあたたかい音色です

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お洒落なイタリア製ピアノ椅子とご一緒に...

プロにも支持して頂ける音&タッチに整えた
楽器をお届けするのが一番の顧客サービス、
こちらも自信作ですのでぜひご試弾下さい♪
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チェコのおもちゃ&ピアノと共に [プレップアップ]

普段お世話になっているトイピースさんが
チェコ共和国の玩具を補充にご来店!
アニメ「もぐらのクルテク」のおもちゃは
道行く子供の視線を集める人気アイテム♪

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最近は街中でおもちゃ屋を見かける機会が
減ったような気が...なんだか寂しいですね。

その一方で店主はP118P1ウォルナットの
プレップアップを開始。すぐ隣には先日の
コンサートで頂いた素敵な薔薇が...。
このところアップライトのお問い合わせが
急に増え始めています(^^)

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まずはチューニングピンをクリーニング

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アクションを外して1弦ずつ「駒打ち」

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鍵盤を全て外して1本ずつピン磨き

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フロントキーピンの角度を細かく修正

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キーホールをブラシで丁寧に掃除します

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鍵盤をもとに納めながら遊びを調整

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アクションに力を伝えるキャプスタンを
きれいに磨いて摩擦を減らします

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アクションを戻してハンマーを弦合わせ

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フェルトのボサボサな毛並みを整えます

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続けて鍵盤の高さを紙パンチングで調整

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ばっちりと揃えたところで本日は終了...

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ウォルナット艶出仕上げも素敵ですね♪

折角のヨーロッパ製ピアノ、ただ音ばかり
愉しむのではなくご当地の文化にも触れて
楽器への愛着をさらに深めてみませんか?
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【番外編】ペトロフP173Breeze 黒艶出モデル プレップアップ初日 [プレップアップ]

P173Breeze黒艶出モデルのプレップ番外編。

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今回はお客様の御宅にすでに納品されたもの...
輸入後の出荷調整が不十分だったのか暫くの間
音もタッチも納得いかないまま使用されていた
ところ、この度弊社にご依頼がございました。

ハンマーフェルトのファイリング、弦合わせを
はじめ今日は「音作り」を意識した調整です。

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アクションを引き出すとハンマーが凸凹

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弦跡も不揃い、これではソフトペダルの整音も
ままなりません。

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ファイリングする前に硬いフェルトに針刺し

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目の細かい布ヤスリでファイリング作業
弦跡をきれいに取り除きます

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低音、中音はひとつずつファイリング
音のイメージをもちながら整形します

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「弦合わせ」を再度行います

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続けてサポート合わせ。ローラーに付いた
ジャックの跡が大幅にずれています....

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ネジをゆるめてフレンジにのり紙を貼ります

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88の接点を地道に揃えていきます

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続けてジャックの前後を調整します

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ジャックの高さも指先で点検しながら調整

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ここで「ハンマー接近」を調整
余りに距離が遠かったことも音がぼやけていた
要因のひとつです

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全体的に深かった鍵盤に紙パンチングを補充
この後ストローク、ハンマードロップ、ストップに
スプリングをざっと調整して今日は終了(汗)

新品とは異なって弦跡や各部品の摩耗がある為
より手間がかかる中途からのプレップ作業...

ピアノにとってもユーザー様にとっても、また
メンテナンスを行う調律師にとっても、やはり
出荷前に整備する方が間違いなく望ましいです。
今回のように調整が不十分な状態でペトロフが
過小に評価されるのは残念でならないです。

結局、初日は朝から夕方まで9時間近く滞在。
ぼやけた音質だった当初に比べてボリュームと
音の輪郭が加わってお客様もお気に召した様子、
次回は「快適なタッチ」を作る作業です。
プレップの道のりはまだまだ続く...
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ヨーロッパ製ピアノ vs 国産ピアノ [ピアノ・メンテナンス]

ヨーロッパで作られたピアノは日本の気候に
馴染まないのでは?とお客様から質問される
ことが時々ございます。本日はそれについて
メンテナンス作業とからめて書き綴ります。
ちょっと長くなりますが、ご参考までに...

まず午前はP131M1マホガニー艶出モデル。

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生徒達の伴奏が多いという音楽教室の先生に
昨年ご購入頂いたものです。一戸建ての1階、
湿気の影響もあって少々ピッチは高めに変化、
441Hzからご希望の440Hzに下げ調律でした。

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まずはチューニングピンをきれいに

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ハンマーの位置をひとつずつ確認

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鍵盤の高さを正確に整えます

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アクションパーツの位置も正しく調整

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ハンマーストップの位置も揃えます

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調整を終えてから調律を実施

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最後は外装&ペダルをクリーニング♪


午後は別のお宅で国産グランドピアノです。
納品して3年弱、アクションの状態はやっと
落ち着いてきたのですが、温度湿度の変化を
受けて調律は大幅に低下、436Hzから元通り
442Hzまで念を入れてピッチを上げました。

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ピッチが極端に低いため調律を優先

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ハンマーの高さに凸凹が...

3.JPG
鍵盤の高さを紙パンチングで修正

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鍵盤の高さを整えていきます

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ジャックの高さも再調整

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ここでハンマーの高さをリセット
アフタータッチも再び揃ってきました

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グランドピアノのハンマーストップ調整

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硬いハンマーフェルトに針刺しヴォイシング

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乾燥で緩んだネジをもう一度増し締めします


要は温度・湿度に影響を受けるのは日本製も
ヨーロッパ製も同じということ。あまりにも
極端な変化は調律や調整の狂いを招きます。
中には楽器の生命線である「響板」が割れる
ことも...。国産ピアノも例外ではありません。

特に日本は冬場の乾燥、梅雨の季節がある為
ピアノ部屋に湿度計を置いてチェックする等
日頃から楽器をケアする意識が大切!

これから購入される方は正しい知識をもって
ピアノをお求め頂けたらと思います。
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ペトロフP118P1チェリー・メンテナンス&テスト録音 [ピアノ・メンテナンス]

P118P1チェリーをメンテナンス。
トイピアノが溢れるお洒落な空間…
木目の色合いと豊かな響きに惚れて
購入されたオーナー様が即興演奏を
聴かせて下さいました。お客様との
交流もまた日々の愉しみですね♪

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...オーナー様による即興テストもご紹介。



タッチ、音質の揃い具合をppp~mfの音量で
こまかくチェックされるときは緊張の瞬間。
繊細な弱音は弾き手に高い技術を要求すると
同時に楽器の調整状態を把握するのに最適、
心地良い「ピアノ」を追求するピアニストに
満足して頂ける楽器を常に心掛けています。
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バレンタインDUOコンサート・レポート [コンサート・レポート]

バレンタインDUOコンサートが終了しました!
天候が危ぶまれる中、多くの方々にご来場頂き
御礼申し上げます。皆様お愉しみ頂けたようで
各ペトロフGPの「音の個性」に合わせて楽曲を
演奏して下さったお二人にも感謝でございます。

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1台1台ピアノには個性があり調整によっても
キャラクターが変わります。弾き手も聴き手も
演奏はもちろんのこと、そんなピアノの違いに
着目して頂けると調律師として嬉しく思います。

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あれ、タッチが軽いからそっと弾いてみよう。
これは色気ある音だからこんな曲が合うかな?
という具合にピアノの個性から弾き方に工夫を
凝らしたり、演奏する曲を選考してみたり....
人間関係ではありませんが、その相手に応じて
接し方や愉しみ方を変えるだけでピアノ音楽の
「奥深さ」にきっと気づいてもらえる筈です。

今後もピアノプレップは個性豊かなペトロフと
意欲的な演奏家とともに様々な音楽のご提案を
お届けしてまいりますのでご期待ください♪
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明日はバレンタインコンサート開催♪ [イベント告知]

14日は風が強く、春の嵐となりそうです。
関東の太平洋側は昼頃まで雨が降るでしょう。
という明日の予報ですが、雨にも風にもまけず
バレンタインのDUOコンサートを開催します♪

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ビターとミルキーの2公演をご用意、さらには
演奏者よりチョコレートのプレゼントあり??
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます!
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PETROFでワークショップ開催♪ [音楽雑記]

昨日はP173Breezeを納めたピアノの先生の
御宅で友人の調律師がワークショップ開催!
その名も....「ピアノの中をみてみよう」

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普段見ることのないピアノの中、音の出る
仕組みを、他の楽器との違いも感じながら
体感して貰うというコンセプトでした。

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ヴァイオリン、太鼓、木琴、笛など色々な
楽器を自由に手に取って音を出してもらい
楽器がどうやって音が出ているのか、また
どうしたら音が出るのかを実際に体感した
子供達は好奇心とエネルギーに充ち溢れて
みな一様に貴重な経験を積んだ模様...(^^)

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知識よりまずは「体感」、楽器そのものに
対する興味を育てることが大切ですね!

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ペトロフピアノもすっかり人気モノに...
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