メンテナンスに掛かる時間

昨日は新潟県で出張メンテナンス！



販売した後も責任もって管理するのが
ピアノ店の務め、内部クリーニングに
鍵盤調整、アクションの精密調整。
そして円やか、かつ艶やかな音色を
ご希望のお客様のため丹念に整音…

調律は1時間ほどでしたが、その他の
点検に費やした時間がおよそ2時間、
これが本来の維持管理、文字通りの
「メンテナンス」作業となります。
皆様のピアノはいかがですか？


チューニングピンをクリーニング


鍵盤キャプスタンの頭を磨きます


その他、金属パーツもピカピカに



棚板の埃を掃除機できれいにします


ネジの緩みをしっかりチェック


176本のキーピンのべとつきを掃除


ひとつずつ鍵盤の遊びを作ります


駒打ち、弦の振動を響板に伝えます


アクションを戻して弦合わせ作業
正確に修正していきます


鍵盤の高さもチェック


鍵盤の深さをパンチング紙で調整


黒鍵の深さまで正確に調整します


アクション部品のポジションを修正


ハンマー接近をひとつずつ調整


ハンマーストップを正確に揃えます


調律は２Hz上げ、A=442Hzに...


お好みに応じてハンマーに針刺し


針の痕を消し、音色を艶やかに


作業の後に美味しい珈琲＆ケーキ

リヒテル好きの奥様にお勧めしたのは
グリゴリー・ソコロフ、ピアノ談義で
愉しめるのも弊社顧客の特徴...。

お客様の信頼に応えるために毎日
プレップ＆メンテナンスに励みます！