「音楽現代」10月号に記事が掲載されました♪ [音楽雑記]
「音楽現代」10月号に弊社の記事が掲載♪
取材して頂いたのはおんがくしつトリオで
活躍されている内藤晃さん。12/12(土)に
クリスマス・ライブも決定、好評を博した
あのトリオがプレップに再び登場します!
ぜひご一緒にサロンで音楽を愉しむ文化を
広めませんか?どうかご一読下さいませ。
音楽現代10月号はこちらから購入出来ます。
http://takumishop.jp/shop/item.cgi?itemid=2010
電子書籍はこちら
http://www.shinanobook.com/genre/book/3320
おんがくしつトリオ公式HPはこちら
http://ongakushitsutrio.wix.com/home3
取材して頂いたのはおんがくしつトリオで
活躍されている内藤晃さん。12/12(土)に
クリスマス・ライブも決定、好評を博した
あのトリオがプレップに再び登場します!
ぜひご一緒にサロンで音楽を愉しむ文化を
広めませんか?どうかご一読下さいませ。
音楽現代10月号☆新連載スタート!「おんがくしつトリオがゆく! ぶらりサロン探訪」音楽室にある楽器で演奏会をしよう、というコンセプトで結成された「おんがくしつトリオ(菅谷詩織さん、内藤晃さん、中村栄宏さん)」が、サロン・コンサートの魅力...
Posted by 芸術現代社 on 2015年9月16日
音楽現代10月号はこちらから購入出来ます。
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電子書籍はこちら
http://www.shinanobook.com/genre/book/3320
おんがくしつトリオ公式HPはこちら
http://ongakushitsutrio.wix.com/home3
アップライトピアノで弾く連打・トリルの検証 [音楽雑記]
今度はアップライトピアノのアクションを
ご覧頂きながら、連打&トリルの弾き方を
検証...実はこれは最近お客様にもお話する
ネタ、長文の投稿で大変恐縮ですm(_ _)m
動画はペトロフP125内部アクションの様子。
“ジャック”と呼ばれる棒状部品の動きに注目...
鍵盤を押し下げるとハンマーが植えられた
部品を突き上げて最後は手前に脱進します。
鍵盤が底に近い位置=ジャックが抜けている
状態では鍵盤をいくら連打しても空打ちして
音は出ません。
これがグランドピアノとの大きな相違点、
この特徴をふまえて演奏する必要があります。
ではどんな弾き方が有効かといえば、
ジャックが完全に抜けきらないよう意識的に
鍵盤を操作すること。
イメージとしては鍵盤が底に触れないよう
浅いタッチで瞬発的に打鍵する感覚、
またいったん押し下げた鍵盤は元の高さまで
戻すように心がけてください。
アップライトの場合、鍵盤を深く沈めるほど
連打やトリルが弾きづらくなるという事実、
これは覚えておいて損ではないと思います。
弾き手がピアノの機構や調整に関する正しい
知識を身につけることはより効果的な演奏に
繋がります。
同じピアノでもアップライトとグランドは
ある意味まったく「別の楽器」。
ときに楽器の構造から弾き方を考えてみると
思わぬ発見があるかもしれません。
ご覧頂きながら、連打&トリルの弾き方を
検証...実はこれは最近お客様にもお話する
ネタ、長文の投稿で大変恐縮ですm(_ _)m
Posted by ピアノプレップ Piano Prep on 2015年9月5日
動画はペトロフP125内部アクションの様子。
“ジャック”と呼ばれる棒状部品の動きに注目...
鍵盤を押し下げるとハンマーが植えられた
部品を突き上げて最後は手前に脱進します。
鍵盤が底に近い位置=ジャックが抜けている
状態では鍵盤をいくら連打しても空打ちして
音は出ません。
これがグランドピアノとの大きな相違点、
この特徴をふまえて演奏する必要があります。
ではどんな弾き方が有効かといえば、
ジャックが完全に抜けきらないよう意識的に
鍵盤を操作すること。
イメージとしては鍵盤が底に触れないよう
浅いタッチで瞬発的に打鍵する感覚、
またいったん押し下げた鍵盤は元の高さまで
戻すように心がけてください。
アップライトの場合、鍵盤を深く沈めるほど
連打やトリルが弾きづらくなるという事実、
これは覚えておいて損ではないと思います。
弾き手がピアノの機構や調整に関する正しい
知識を身につけることはより効果的な演奏に
繋がります。
同じピアノでもアップライトとグランドは
ある意味まったく「別の楽器」。
ときに楽器の構造から弾き方を考えてみると
思わぬ発見があるかもしれません。
チェコの名演奏家③ヤン・パネンカ [音楽雑記]
【Jan Panenka(1922 - 1999)】
名ヴァイオリニスト、ヨセフ・スークと
結成したトリオでピアノを担当したのが
ヤン・パネンカ。特に室内楽ピアニスト
として活躍、日本にも度々訪れています。
今回は「これぞペトロフピアノの音色」
そう店主が感じる推薦盤をご案内。
チェコが誇るスーク・トリオが演奏する
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 第7番
変ロ長調 作品97《大公》
1975年イタリアの聖母マリア・ローマ・
カトリック教会で行われた録音です。
YouTubeでも音源を発見したのですが、
第1楽章のみ、また再生速度が若干早く
ピッチが少々上がり気味のようです。
明るく朗らかに歌うPETROFの音色...
主張が過ぎないところは内省的な性格の
強いパネンカの演奏にも通ずるものが
あります。弦楽器はもちろん管楽器との
合わせにも個性を発揮しそうですね。
このところ声楽や室内楽における相性の
良さが評価され始めているペトロフ。
サロンで使用する楽器をご検討中の方は
ぜひ白金台で体感してみて下さい!
昨日もご紹介したドヴォジャーク作品。
今度はピアノとピアニストを変えてどうぞ。
場所はプラハ城、心に染み入る演奏です。
追記)AmazonでCDは入手可能です。
名ヴァイオリニスト、ヨセフ・スークと
結成したトリオでピアノを担当したのが
ヤン・パネンカ。特に室内楽ピアニスト
として活躍、日本にも度々訪れています。
今回は「これぞペトロフピアノの音色」
そう店主が感じる推薦盤をご案内。
チェコが誇るスーク・トリオが演奏する
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 第7番
変ロ長調 作品97《大公》
1975年イタリアの聖母マリア・ローマ・
カトリック教会で行われた録音です。
YouTubeでも音源を発見したのですが、
第1楽章のみ、また再生速度が若干早く
ピッチが少々上がり気味のようです。
明るく朗らかに歌うPETROFの音色...
主張が過ぎないところは内省的な性格の
強いパネンカの演奏にも通ずるものが
あります。弦楽器はもちろん管楽器との
合わせにも個性を発揮しそうですね。
このところ声楽や室内楽における相性の
良さが評価され始めているペトロフ。
サロンで使用する楽器をご検討中の方は
ぜひ白金台で体感してみて下さい!
昨日もご紹介したドヴォジャーク作品。
今度はピアノとピアニストを変えてどうぞ。
場所はプラハ城、心に染み入る演奏です。
追記)AmazonでCDは入手可能です。
チェコの名演奏家②ルドルフ・フィルクシュニー [音楽雑記]
【Rudolf Firkušný (1912− 1994)】
今宵はルドルフ・フィルクシュニーをご紹介。
画像はまだ若かりし頃の写真、髪の分け方に
時代を感じますね...。作曲家ヤナーチェクに
直接ピアノと作曲を学び、その実直で自然な
演奏スタイルに定評のあるピアニストでした。
ナチス占領下にあったチェコからアメリカに
亡命、ジュリアード音楽院で教師をする傍ら
演奏活動を行い、優れた録音も残しています。
直伝のヤナーチェク作品は当然ながらお勧め、
ムソルグスキー《展覧会の絵》のような大曲
からシューベルトの小品まで、珠玉の演奏を
聴かせてくれます。
L.ヤナーチェク:『草かげの小径にて』
8月23日(日)に白金台サロンで弾いて頂く
ピアニスト三谷弘貴さんも彼の大ファン。
お陰様で多数ご予約を頂きまして満員御礼、
チェコのピアノで奏でる《展覧会の絵》等
店主も非常に楽しみにしております。
古きを温めて新しきを知る...CDやYouTubeで
いまや巨匠の名演を容易に聴ける時代。
若き音楽家の皆様にはどうか彼等の演奏から
多くを吸収し糧にして頂けたらと願います。
来日の経験もあるフィルクシュニー
サントリーホールにおける演奏動画をどうぞ。
今宵はルドルフ・フィルクシュニーをご紹介。
画像はまだ若かりし頃の写真、髪の分け方に
時代を感じますね...。作曲家ヤナーチェクに
直接ピアノと作曲を学び、その実直で自然な
演奏スタイルに定評のあるピアニストでした。
ナチス占領下にあったチェコからアメリカに
亡命、ジュリアード音楽院で教師をする傍ら
演奏活動を行い、優れた録音も残しています。
直伝のヤナーチェク作品は当然ながらお勧め、
ムソルグスキー《展覧会の絵》のような大曲
からシューベルトの小品まで、珠玉の演奏を
聴かせてくれます。
L.ヤナーチェク:『草かげの小径にて』
8月23日(日)に白金台サロンで弾いて頂く
ピアニスト三谷弘貴さんも彼の大ファン。
お陰様で多数ご予約を頂きまして満員御礼、
チェコのピアノで奏でる《展覧会の絵》等
店主も非常に楽しみにしております。
古きを温めて新しきを知る...CDやYouTubeで
いまや巨匠の名演を容易に聴ける時代。
若き音楽家の皆様にはどうか彼等の演奏から
多くを吸収し糧にして頂けたらと願います。
来日の経験もあるフィルクシュニー
サントリーホールにおける演奏動画をどうぞ。
チェコの名演奏家①イヴァン・モラヴェッツを偲んで [音楽雑記]
【Ivan Moravec( 1930 - 2015)】
お盆は故人を偲ぶ期間ということもあり
チェコが輩出した名ピアニストをご紹介。
先月末に巨匠イヴァン・モラヴェッツが
逝去したニュースは記憶に新しいところ...
またひとり偉大な音楽家を失いました。
彼はペトロフはもちろん、スタインウェイ、
ベーゼンドルファー、ボルドウィン等々...
様々なピアノを演奏会やレコーディングに
使用していました。あたかもそのピアノが
放つ「音色」を楽しんでいるかのように。
自身の音楽を表現するため愛用する楽器を
持ちこむピアニストもいれば、その時々の
ピアノと対話するかのように音楽をつむぐ
モラヴィッツのような演奏家もいます。
いずれも共通して云えるのはピアノという
楽器の個性とメカニックにこだわる姿勢。
ピアノ音楽を嗜む皆様には往年の巨匠達の
そんな側面も忘れないで頂きたいです。
幅広いレパートリーをもつモラヴェッツ。
今回はあえてこちらのアンコールピースを
どうぞ。チェコの作曲家スメタナのポルカ
「ピルゼンの思い出」です。
お盆は故人を偲ぶ期間ということもあり
チェコが輩出した名ピアニストをご紹介。
先月末に巨匠イヴァン・モラヴェッツが
逝去したニュースは記憶に新しいところ...
またひとり偉大な音楽家を失いました。
彼はペトロフはもちろん、スタインウェイ、
ベーゼンドルファー、ボルドウィン等々...
様々なピアノを演奏会やレコーディングに
使用していました。あたかもそのピアノが
放つ「音色」を楽しんでいるかのように。
自身の音楽を表現するため愛用する楽器を
持ちこむピアニストもいれば、その時々の
ピアノと対話するかのように音楽をつむぐ
モラヴィッツのような演奏家もいます。
いずれも共通して云えるのはピアノという
楽器の個性とメカニックにこだわる姿勢。
ピアノ音楽を嗜む皆様には往年の巨匠達の
そんな側面も忘れないで頂きたいです。
幅広いレパートリーをもつモラヴェッツ。
今回はあえてこちらのアンコールピースを
どうぞ。チェコの作曲家スメタナのポルカ
「ピルゼンの思い出」です。
A.B.ミケランジェリを聴きながら... [音楽雑記]
Bohemian Spruce [音楽雑記]
推薦図書とレクチャーコンサートのご案内 [音楽雑記]
さて、本日は書籍のご案内と耳寄りな情報を...
まずは音楽的な演奏を志す皆様にお薦めの一冊。
『ピアノの知識と演奏―音楽的な表現のために』
雁部 一浩 著 (ムジカノーヴァ叢書)
著者の雁部一浩先生は作曲家兼ピアニストであり、
以前にご来店頂いた際にはプレップしたペトロフで
極めて精美な演奏をお聴かせ下さいました。
ラフマニノフ、ホフマン、コルトー、バックハウス、
ホロヴィッツ、ミケランジェリ等の演奏をふまえて
ピアノの構造から身体の使い方までとても論理的に
解説されているので、若い演奏家、愛好家の皆様も
まだご存知ない方にはぜひご一読頂きたいです。
なおこの本は15年近くも重版されている良著。
先日サロンで公開レッスンを行ったチェコ人の先生
ミラン・フラネック氏が生徒に指導していた内容に
類似した記述もあり、西洋の音楽に対する捉え方を
知る上で非常に有益ではないかと思います。
雁部先生より数冊サロンにてお預かりしています。
手に取ってご覧いただけますのでご関心のある方は
ご来店の際に遠慮なくお申し出下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「これまで抱いてきたペトロフの印象が変わった」と
楽器への審美が厳しい雁部先生より高い評価を賜り、
サロンのペトロフを使用したレクチャーコンサートを
現在企画しているところです。※5月~6月頃を予定
古き佳き響きを現代に継ぐチェコのピアノPETROFで
「ピアニストの黄金時代」と謳われる世代の演奏家の
ピアノ奏法をコンサート形式で紐解くという試み....
なんとも興味をそそられる趣向ではありませんか。
また詳細が決まりましたら皆様にご報告いたします。
PETROF Album [音楽雑記]
先月チェコ共和国でコンサート活動をされていたピアニスト
沢由紀子さんへのお願い。それはチェコの人達にPETROFが
浸透している様子を写真におさめて頂くこと。ご多忙のなか
こんなにも沢山のショットを持ち帰って下さいました。
店主の無茶な頼みをご快諾いただき大変恐縮です(汗)
サロン、ホール、学校、ジャズバー...『音楽の国』チェコの
様々なロケーションに溶け込んでいるペトロフピアノ。
先日サロンで公開レッスンを行ったミラン・フラネック氏が
お話されていました。日本でピアノを始める幼い子供達こそ
音色、響きが豊かなヨーロッパ製ピアノに親しむべきであり
それが指の運動ではなく「音楽の想像力」に繋がるはずと。
一方でヨーロッパには状態の良くないピアノが多いと嘆かれ
(これは昨日の小田さんから伺ったお話の通りですね)
日本の調律師による仕事を高く評価するとともに、サロンの
ペトロフピアノにも太鼓判を押して下さいました。
豊潤な響きのペトロフとその能力を引き出すプレップ作業。
お子様から大人まで音楽を愉しめるチェコ製ピアノの魅力を
これからもイベントなどを通じて発信してまいります。
今回ご協力を頂きました沢由紀子さんには今年7月のサロン
コンサートに出演して頂く予定、こちらにも乞うご期待。
音楽家の皆様からの温かいサポートに感謝しきりです^^ゞ
(その他の写真はこちら)
沢由紀子さんへのお願い。それはチェコの人達にPETROFが
浸透している様子を写真におさめて頂くこと。ご多忙のなか
こんなにも沢山のショットを持ち帰って下さいました。
店主の無茶な頼みをご快諾いただき大変恐縮です(汗)
サロン、ホール、学校、ジャズバー...『音楽の国』チェコの
様々なロケーションに溶け込んでいるペトロフピアノ。
先日サロンで公開レッスンを行ったミラン・フラネック氏が
お話されていました。日本でピアノを始める幼い子供達こそ
音色、響きが豊かなヨーロッパ製ピアノに親しむべきであり
それが指の運動ではなく「音楽の想像力」に繋がるはずと。
一方でヨーロッパには状態の良くないピアノが多いと嘆かれ
(これは昨日の小田さんから伺ったお話の通りですね)
日本の調律師による仕事を高く評価するとともに、サロンの
ペトロフピアノにも太鼓判を押して下さいました。
豊潤な響きのペトロフとその能力を引き出すプレップ作業。
お子様から大人まで音楽を愉しめるチェコ製ピアノの魅力を
これからもイベントなどを通じて発信してまいります。
今回ご協力を頂きました沢由紀子さんには今年7月のサロン
コンサートに出演して頂く予定、こちらにも乞うご期待。
音楽家の皆様からの温かいサポートに感謝しきりです^^ゞ
(その他の写真はこちら)
音楽の国から・・・ [音楽雑記]
すでにご存知の方もいらっしゃいますね。
昨日の日本経済新聞にプレップでおなじみ、
出井則太郎さんの記事が掲載されました!
ぜひご一読頂き、それに終わることなく
ライヴにまで足をお運び頂きたいです(^^)
音楽は「知識や技より楽しむこと」が大切、
そして誰でも楽しく聴ける気軽な演奏会が
チェコには溢れている、という出井さん。
私が初めてチェコを訪れたときも、まさに
同じような印象を抱きました。
ここ日本にもサロン、レストラン、バー、
カフェ、もっといろいろな場所にピアノを
愉しめる空間を作りたい...と思ったことが
ピアノプレップを設立した動機のひとつ。
楽器としてもインテリアとしても、コスト
パフォーマンスが極めて高いペトロフなら
十分に実現可能と店長は目論んでいます。
...という訳で来週の30日(月)に開催する
ミラン・フラネックさんのコンサートでは
美味しいスイーツ&ドリンクをご用意♪
気軽に愉しめる趣向でお迎えいたします。
ジャズを中心としたプログラム、15:30の
開演ですので春休み中のお子様とご一緒に
いかがでしょうか。チェコのピアニストの
生演奏を聴けるまたとない機会ですよ(^^)
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html