Prep for Upright Piano Concert② [店主の日常]
明日はアップライトピアノ・コンサート本番、
P118P1のプレップアップも完了しました(^^)
贅沢にもこちら2台のペトロフP118をご用意、
筒井一貴さんの演奏で聴き比べて頂きます。
そこで皆様にはペトロフUPの予備知識を...
まずは弦の振動を増幅させる「響板」。
ペトロフは、アップライト、グランドピアノに
関わらず、「ボヘミアン・スプルース」という
チェコの森で採れた木材を使用しています。
ヴァイオリン等の弦楽器に用いられるだけあり
歌うような音色と豊かな響きを育みます。
さらに「アグラフ」という金属パーツが88の
音すべてに採用されているのも大きな特長。
1音ごとに弦長を正確に割り出すアグラフは、
ピュアな音色を再現する効果が得られる反面、
鉄骨フレームに一つずつ埋め込む作業に手間が
かかります。ただペトロフ工場の工員にとって
これは昔からの伝統であり、ごく自然な製法。
各モデルによって材質に差を付けたり、効率を
重視して方式を変更したり、付加価値を付ける
ためにあえてアグラフを使用したり、そうした
商業主義的な経営と一線を画す姿勢こそ店長が
ペトロフピアノに惚れ込んだ理由です。
今も息づく昔ながらのピアノ作り、明日はぜひ
ペトロフのレトロな響きをお愉しみ下さい♪
まだ数席ご用意できますので、ご興味ある方は
メールかお電話でお問い合わせを。。
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html
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