国産GPプレップ&メンテナンス作業③ [ピアノ・メンテナンス]
国産GPの長かったプレップがついに完結!
響きのボリュームは「素材」としての各個体の
ポテンシャル、繊細なpppが弾けるか否かは
アクションと鍵盤の精密な調整次第...。
演奏者のデリケートな音楽表現に応えるため
いよいよ「楽器」に仕上げていきます。
白鍵のあがき(深さ)を10mmに調整
ドロップ調整は2mm、連打性に影響
白鍵のアフタータッチをもとに黒鍵の
深さを調整、同じ「トクン」に揃えます
ハンマーストップ位置は弦から15mm
正確に揃えるとタッチ感がまとまります
強すぎるスプリングを適正に調整、
これも連続打弦に関わる箇所...
ダンパーの調整を再度チェックしてから
整音作業、佳境を迎えました。
芯を感じるハンマーフェルトに針刺し、
各音量で弾き分けながら入念に作業
シフト(ソフト)ペダルの整音作業を実施、
音質にグラデーションを作っていきます
3弦合わせ、3本の弦を同時に打つよう
慎重にフェルトを削ることで輪郭のある
ピアニッシモが可能となります。
何度も作業を重ねるためチョークの印も
ご覧の通り...苦笑
音質が揃ったところでプレップ完了!
真鍮ロゴを磨けば新品のような輝き
外装も手作業で研磨+ワックス処理
後は出荷のときを待つばかり...
響きのボリュームは「素材」としての各個体の
ポテンシャル、繊細なpppが弾けるか否かは
アクションと鍵盤の精密な調整次第...。
演奏者のデリケートな音楽表現に応えるため
いよいよ「楽器」に仕上げていきます。
白鍵のあがき(深さ)を10mmに調整
ドロップ調整は2mm、連打性に影響
白鍵のアフタータッチをもとに黒鍵の
深さを調整、同じ「トクン」に揃えます
ハンマーストップ位置は弦から15mm
正確に揃えるとタッチ感がまとまります
強すぎるスプリングを適正に調整、
これも連続打弦に関わる箇所...
ダンパーの調整を再度チェックしてから
整音作業、佳境を迎えました。
芯を感じるハンマーフェルトに針刺し、
各音量で弾き分けながら入念に作業
シフト(ソフト)ペダルの整音作業を実施、
音質にグラデーションを作っていきます
3弦合わせ、3本の弦を同時に打つよう
慎重にフェルトを削ることで輪郭のある
ピアニッシモが可能となります。
何度も作業を重ねるためチョークの印も
ご覧の通り...苦笑
音質が揃ったところでプレップ完了!
真鍮ロゴを磨けば新品のような輝き
外装も手作業で研磨+ワックス処理
後は出荷のときを待つばかり...
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