ペトロフP173Breeze Chippendale プレップアップ① [プレップアップ]
この1週間はペトロフユーザー様のご相談に
メンテナンス、さらにはコンサートの調律と
慌ただしく、P173Breezeのプレップ作業の
模様をなかなか更新できませんでした(汗)
今回はその様子を一挙に公開!
まずはバランスピンの前後を調整
鍵盤高さのバラツキをチョークでメモ
アクションと鍵盤をいったん解体します。
キーピンをきれいにクリーニング
鍵盤筬のネジ締め。ポジドライバーを使用。
バランスピンの角度を細かく修正
メモを参考にパンチングを抜き差しします
鍵盤の穴をマスカラでブラッシング
木屑をきれいに掃除します。
鍵盤の遊びをひとつひとつ作りながら
キーピンに再び戻していきます。
キャプスタンスクリューをクリーニング
ビフォー(右)・アフター(左)
アクション装着後、ハンマーの動きを調整
アルコールランプでシャンクを炙りながら
ハンマーの角度を修正します。
ここで弦合わせ。ハンマーを弦に当てて
ポジションを正確に合わせていきます。
先日ご紹介したサポート合わせ
バックチェックの角度を修正
バックチェックとハンマーテールの
かみ合わせを調整します
そしてジャック前後の調整に入ります。
こちらも昨日のコンサートピアノの調整で
ご紹介しましたね。
ジャックの高さを指でなぞりながら点検。
連打しやすいポジションに調整します。
ハンマーの接近距離を調整。
LEDライトを使用して正確に揃えます。
ハンマー戻りを2mmにざっと調整します。
白鍵の深さを紙パンチングで調整。
打弦距離の設定。白鍵のアフタータッチを
もとに基準をいくつか作ります。
ハンマーの高さを揃えていきます。
白鍵のアフタータッチの感触をそのまま
黒鍵に移します。パンチングで深さ調整。
鍵盤の深さが揃ったら、ハンマー戻りの
ポジションもご覧の通り正確に揃います。
お付き合い下さり、大変恐縮です(汗)
お読みになるのもそうですが、この作業を
ブログ記事にするのも一苦労、またこれを
88鍵すべて調整するのが実に手間...。
ただこの手間こそが一流ブランドとされる
ピアノには欠かせない要素なのです。
これで全工程の約3分の2を終えたところ...
着実に楽器へと変貌を遂げています!
メンテナンス、さらにはコンサートの調律と
慌ただしく、P173Breezeのプレップ作業の
模様をなかなか更新できませんでした(汗)
今回はその様子を一挙に公開!
まずはバランスピンの前後を調整
鍵盤高さのバラツキをチョークでメモ
アクションと鍵盤をいったん解体します。
キーピンをきれいにクリーニング
鍵盤筬のネジ締め。ポジドライバーを使用。
バランスピンの角度を細かく修正
メモを参考にパンチングを抜き差しします
鍵盤の穴をマスカラでブラッシング
木屑をきれいに掃除します。
鍵盤の遊びをひとつひとつ作りながら
キーピンに再び戻していきます。
キャプスタンスクリューをクリーニング
ビフォー(右)・アフター(左)
アクション装着後、ハンマーの動きを調整
アルコールランプでシャンクを炙りながら
ハンマーの角度を修正します。
ここで弦合わせ。ハンマーを弦に当てて
ポジションを正確に合わせていきます。
先日ご紹介したサポート合わせ
バックチェックの角度を修正
バックチェックとハンマーテールの
かみ合わせを調整します
そしてジャック前後の調整に入ります。
こちらも昨日のコンサートピアノの調整で
ご紹介しましたね。
ジャックの高さを指でなぞりながら点検。
連打しやすいポジションに調整します。
ハンマーの接近距離を調整。
LEDライトを使用して正確に揃えます。
ハンマー戻りを2mmにざっと調整します。
白鍵の深さを紙パンチングで調整。
打弦距離の設定。白鍵のアフタータッチを
もとに基準をいくつか作ります。
ハンマーの高さを揃えていきます。
白鍵のアフタータッチの感触をそのまま
黒鍵に移します。パンチングで深さ調整。
鍵盤の深さが揃ったら、ハンマー戻りの
ポジションもご覧の通り正確に揃います。
お付き合い下さり、大変恐縮です(汗)
お読みになるのもそうですが、この作業を
ブログ記事にするのも一苦労、またこれを
88鍵すべて調整するのが実に手間...。
ただこの手間こそが一流ブランドとされる
ピアノには欠かせない要素なのです。
これで全工程の約3分の2を終えたところ...
着実に楽器へと変貌を遂げています!