ペトロフ P173Breeze Chippendale マホガ二ー艶出モデル メンテナンス

本日は県外でP173Breeze Chippendaleの
メンテナンス、納めて半年が経ちました。



出勤前に毎朝楽しく弾いていますとお客様、
それを聞くと仕事にも一層熱が入ります。

調律の他、話題のアフタータッチや音質の
調整など3時間かけて入念にリセット作業、
販売後も大切にサポートいたします。


A=441→442Hzにピッチ上げ調律


ベッディングスクリューの浮きを直したら
アクションの調整、まずはジャックから


アフタータッチの反応が少なかったため
打弦距離を狭めて対応、基準をとります


ハンマーならし完了、弦跡も良好です


2ｍｍほど広がっていたハンマーストップ
基準の15ｍｍに88鍵すべてリセット


美しいマホガニー材をワックスで磨きます


お嬢様が選ばれたディスカチャーチ社製
ピアノ椅子、濃いブルーがお洒落！

ペトロフP118C1マホガニー艶出モデル 納入調整♪

P118C1マホガニー艶出モデル納入調整。



新築の家、楽器、今後も末永く使用する
モノの大切さをお子様に伝えられたら…
とお母様。孫の代まで見据えてピアノを
購入される方が増えている今日この頃、
納品後のメンテナンスが益々重要です。


まず湿気で上昇した音程を調律で修正


ハンマーと弦の合わせを精密に再調整


鍵盤高さの僅かな凹凸を修正します


鍵盤の深さも丁寧に調整


高音域のハンマーストップは12ｍｍに


音質のばらつきは針刺しで調整


これからも大切にケアしてまいります

ペトロフP118C1マホガニー艶出モデル メンテナンス♪

P118C1マホガニー艶出のメンテナンス！
フルート奏者のお宅にお邪魔しました。
不思議と管弦楽器の奏者や声楽家の皆様に
支持されるチェコ製ピアノ、ピアノ伴奏を
「聴く立場」の音楽家はピアニスト以上に
音色や響きに対して敏感なことがあります。


１年経って汚れが付着したチューニングピン
クリーニングして新品同様に...


ハンマーの走りを修正。弦合わせをリセット。


ハンマー接近距離を基準値に狭めます。


A=442Hzにピッチ上げ。


硬い音にはハンマーフェルトに針刺し。


ハンマー先端が同時に弦に接するように
３弦合わせ、薄く削りながらセットします。


ハンマーフェルトの毛羽立ちをならします。
音質も艶やかに...


高音はまとめて作業します。


防音スペースに設置されたP118C1
納品後のケアが何より肝心です！

ペトロフP118C1マホガニー艶出モデル メンテナンス♪

ご納品して2年が経過したP118C1のメンテ。
まだ小さかったお子様も４歳になり今年から
ピアノを習い始めたとのこと、調整した後に
いま練習中の曲を披露してくれました♪



嬉々としてピアノを弾いてくれる子供たちが
多いのも弊社のお客様の大きな特徴です(^^)


この日もチューニングピン＆弦の掃除から


棚板清掃＆キーピン磨きを実施


鍵盤の遊びをひとつずつ作っていきます


戻した鍵盤の高さを精密に均します


変化した鍵盤深さもひとつずつ微調整


ハンマーストップは15ｍｍで調整
（チェコのDetoa社製アクション搭載）


調律後に整音作業、布ヤスリで仕上げます


鍵盤、アクションも出荷時の状態にリセット！


曇ったペダルもピカピカに磨きました♪

調律だけではなく、鍵盤やアクションの調整、
金属パーツを新品同様にクリーニングする等
ピアノを末永く快適に使用するために必要な
手間を惜しまないのが弊社のメンテナンス。

ご購入頂いたお客様のピアノは納品した後も
責任もってサポートしてまいります。

国産グランドピアノ メンテナンス

昨日は防音室の設計士様のグランドピアノ、
半日かけてメンテナンスを実施しました。
ぜひプレップアップして貰いたい、と弊社に
依頼を頂いて工場で一緒に選定したピアノも
はや２年、順調に味わいを深めています。


まずはアクション＆鍵盤を外して...


ひとつずつ鍵盤の調整を行います


アクションを搭載してネジをすべて増し締め


弦とハンマーの接点を細かくチェックします


ハンマーの方向性を正すためにノリ紙を


ローラースキンにはテフロンを塗布
すっきりしたアフタータッチを出します


A=438→442Hzにピッチ上げ


「音質の粒」がそろうまで針刺し整音


最後にペダルなど真鍮パーツを磨いて終了

ピアノの快適性を高い次元で維持するための
出荷前のプレップアップ（精密調整）作業。
職種こそ違えど「音に関する専門家」の方に
評価して頂けるのは大変に光栄なことです。


ご主人自らチャイ・コン冒頭部でチェック


さらに量の増えたCDコレクション、今回も
音楽談議を楽しませていただきました。

演奏家、愛好家との信頼関係を築きながら、
確かなピアノを皆様にお届けしています。

ペトロフ P100-Ⅲ BAROKO メンテナンス

10数年前に製造されたP100-Ⅲ BAROKO



レストランでのライヴ使用の役目を終えて
オーナー様のご自宅に帰還しました。


くすんだチューニングピンをクリーニング


鍵盤高さをきれいに均します


鍵盤深さの調整


ハンマーストップを揃えてタッチを整えます


A=442Hzに調律をしっかりとリセット

酷な環境下にあったピアノですが、そこは
耐久性にも定評があるチェコ製ペトロフ、
今後も活躍してくれることでしょう。

ペトロフ P173Breezeウォルナット艶出モデル メンテナンス

P173Breezeをご愛用されるユーザー様宅にて
半日メンテナンス、こちらのピアノも納品して
かれこれ３年になります。現在はブラームスの
作品を練習中のお客様、明るい高音域とそれを
支える低音弦の深い響きを楽しまれています。













毎回お時間を頂いて作業していることもあって
良好な状態を維持。一方で年月を経るにつれて
ボディの響きも温かさ＆迫力が増しています。
これもまたPETROFの特徴のひとつですね。





こうした報告を皆様に出来るのも無事３周年を
迎えられたから...。販売後のメンテナンスこそ
最も大切な顧客サービス、ピアノプレップでは
今後も力を入れて取り組んでまいります。

弾き比べ＆聴き比べのお誘い

ペトロフ録音プロジェクトで活躍している
P194Stormのメンテナンス作業を実施！



元々使用されていた国産GPも一緒に調律



これで弾き比べ＆聴き比べが可能に...



ヨーロッパ製と日本製の響き、調整による
音質と弾き心地の違いを体感しませんか？

ホールの豊かな残響でプレップアップした
チェコの名器ペトロフを試弾できる機会は
ヨーロッパには存在しても、日本では現在
こちらの空間だけといって良いでしょう。



良いモノを知るには違いを知ることから。
演奏する上でピアノという楽器そのものを
深く知っておきたい、そのような方はぜひ
ピアノプレップまでご相談ください。
http://www.pianoprep.jp/

ペトロフP118D1ウォルナット艶出モデル メンテナンス

チェコ生まれ、メキシコ育ちのP118D1、
帰国する際にお持ち帰りされたそうです。


ベトベトしているキーピンをクリーニング


緩んでいるネジを全て締めていきます


この日チューニングピン、弦、キーピンの
クリーニングを行った後に調律を実施。

まだ日本では浸透していなくとも海外だと
意外にポピュラーな存在のペトロフピアノ、
多くのピアノファンに愛用されています♪

コンサート、レコーディング、納入調整...

昨日は横浜市のコンサート調律のあとに
録音プロジェクト中のP194Stormを点検、
そして今月納品したばかりP159Boraの
サービス調整...とあちこちを駆けまわる
実に忙しい一日を過ごした店主。


9:00～ 久々にホールでのお仕事


音質の凸凹を整えたいところでしたが
ホールからこのようなお達しが...汗
調律師の自重とホール側の正しい認識、
関係者の共通理解が求められるところ


ベッディングスクリューの浮きを調整


ハンマーストップを整えて弾きやすく


やはりペダルを磨くと気持ち良いものです


施設のピアノもきれいに磨いて作業終了


12：00～ レンタル中のP194Stormを点検
調律は少しひろう程度で良好な状態を維持


ハンマーストップを揃えてタッチ感を均一に


硬くなっているハンマーのみ針刺しを実施
節度ある整音は「ピアノ音楽」に不可欠...


14:00～ P159Bora黒艶出を納入調整！

グラスウールの内壁と２重サッシで防音対策、
ご覧の通り、６帖間でもモデルP159Boraなら
スペースに余裕が生まれ、部屋をより広々と
使用することが可能に...。

響きの豊かさに惹かれて購入されたご主人、
奥様と毎日ピアノをとり合いだそうです。

ピアノ＆空間、両方のコストパフォーマンスを
考えるならば、チェコのピアノをぜひ選択肢に
加えて頂きたいですね！