5/17（日）チェコ・フェスタ開催！

ちょうど今日からひと月後の5/17（日）は...
そう、ピアノプレップ創業２周年となります。
そこで日頃からの感謝の気持ちを込めまして
今年も“チェコ・フェスタ”をサロンで開催♪
チェコの音楽＆文化をご一緒に興じませんか？



皆様にPETROFというピアノをチェコの文化と
ともにお愉しみ頂くことが店主の切なる願い。
ピアノ、音楽、玩具、ビール＆ワイン、etc...
各方面に協力を依頼してチェコ共和国の薫りを
お届けできるよう精一杯準備してまいります。

チェコの作品を演奏して下さる音楽家の方々、
大歓迎ですのでぜひ気軽にお問い合わせを(^^)
また詳細が決まり次第、随時ご報告します！

「弾き比べ」してみませんか？

GP３モデルが並ぶと流石に壮観ですね！
各機種の弾き比べが可能になったところで
もうひとつ店主から思い付きのご提案を。
今後ピアノを購入する予定の皆様にとって
大事なことを３台のGPでお伝えします。

それはブランドよりも価格よりも1台1台の
能力を極みまで引き出す「調整」の大切さ。
ちょうどサロンに展示している３モデルは
入荷時期、調整状態がそれぞれ異なります。

P159…プレップアップ（精密調整）前
P173...プレップアップを数回重ねた状態
P194…楽器としてほぼ完成された状態

今月はあえて調整のレベルを変えて皆様に
比較して頂こうと思います。というのも、
おそらく多くの方がペトロフに対して抱く
印象は現状のP159に近いのではないか...
過去お客様の反応からそう感じた為です。

チェコの名器ペトロフを通じて、ピアノを
楽器として楽しむにあたって本当に大切な
ことをお知らせ出来ましたら幸いです。

もちろん無料ですのでお気軽にご来店を♪

ペトロフP159Bora ウォルナット艶出 新入荷！

P159Boraウォルナットが無事サロンに入荷！
いつも丁寧に搬出入して下さる運送会社に感謝です。
プレップアップを行うのは環境に馴染んでから…
チェコの人達が精魂込めて作るペトロフピアノを
最高の状態に仕上げます。完成までお楽しみに。。

推薦図書とレクチャーコンサートのご案内

さて、本日は書籍のご案内と耳寄りな情報を...
まずは音楽的な演奏を志す皆様にお薦めの一冊。

『ピアノの知識と演奏―音楽的な表現のために』
雁部 一浩 著 (ムジカノーヴァ叢書)

著者の雁部一浩先生は作曲家兼ピアニストであり、
以前にご来店頂いた際にはプレップしたペトロフで
極めて精美な演奏をお聴かせ下さいました。

ラフマニノフ、ホフマン、コルトー、バックハウス、
ホロヴィッツ、ミケランジェリ等の演奏をふまえて
ピアノの構造から身体の使い方までとても論理的に
解説されているので、若い演奏家、愛好家の皆様も
まだご存知ない方にはぜひご一読頂きたいです。

なおこの本は15年近くも重版されている良著。
先日サロンで公開レッスンを行ったチェコ人の先生
ミラン・フラネック氏が生徒に指導していた内容に
類似した記述もあり、西洋の音楽に対する捉え方を
知る上で非常に有益ではないかと思います。

雁部先生より数冊サロンにてお預かりしています。
手に取ってご覧いただけますのでご関心のある方は
ご来店の際に遠慮なくお申し出下さい。

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「これまで抱いてきたペトロフの印象が変わった」と
楽器への審美が厳しい雁部先生より高い評価を賜り、
サロンのペトロフを使用したレクチャーコンサートを
現在企画しているところです。※5月～6月頃を予定

古き佳き響きを現代に継ぐチェコのピアノPETROFで
「ピアニストの黄金時代」と謳われる世代の演奏家の
ピアノ奏法をコンサート形式で紐解くという試み....
なんとも興味をそそられる趣向ではありませんか。

また詳細が決まりましたら皆様にご報告いたします。

おんがくしつトリオ ライヴ動画を公開♪

おんがくしつトリオ　春のLIVE より
サン=サーンス : 組曲『動物の謝肉祭』 フィナーレをお愉しみ下さい♪

中村 栄宏　リコーダー　
菅谷 詩織　鍵盤ハーモニカ
内藤　晃　 ピアノ

ピアノプレップはプロの演奏家も満足するPETROFと良質の音楽を
日本の皆様にお届けすることをお約束いたします。

ペトロフ P118R1 ROCOCO のご案内

PETROF P118R1 ROCOCO


18世紀ヨーロッパの宮廷文化で一世を風靡した
ロココ様式のモデルです。マットな白色が基調、
古びた雰囲気に塗装された金色のオーナメントが
優雅に映えます。まさに「白金モデル」ですね。



このようなピアノをペトロフ社が製造できるのは
工場で働く職人達を最も大切な存在として扱い、
多くの手間をかけて作るからに他なりません。
効率性・合理性のため生産を機械化してしまえば
コストを軽減することは出来ても、デザイン性や
音楽性に富む楽器を作ることは難しくなります。



このチェコ共和国の老舗ピアノブランドを店主が
応援しているのもピアノ業界の行く末に対しての
危機感から...。ピアノプレップではこの古き佳き
ヨーロッパの伝統がいまも薫るペトロフピアノに
「確かな価値」を付けて皆様に提供いたします。



素敵なロココの外観とプレップアップした音色を
ぜひ白金台サロンにてお愉しみ下さいませ♪

おんがくしつトリオ 春のLIVE レポート♪

昨日は“おんがくしつトリオ”のライヴを聴くために
実に50名近くの方が足を運んで下さいました。
お子様からご年配の方、演奏家、作曲家、さらには
レコード会社の方まで...本当に有難うございます。
そしてトリオの皆様、2公演お疲れ様でした！



コンサート後にアンケートをとってみたところ、
鍵盤ハーモニカ担当の菅谷さんが奏でる「白鳥」が
ペトロフの温かみのある音色とぴったりでした、と
いう声、中村さんが吹くアルトリコーダーの音色と
ピアノが良く調和してとても心地よかった....という
ご感想等、皆様の好意的なご意見が寄せられました。

ピアノが主張し過ぎることなく、裏方でしっかりと
他の楽器による演奏をサポートするペトロフの音色、
もちろん指揮者としても活躍されているピアニスト
内藤晃さんが個性を放つ二人の演奏にあわせながら
色彩豊かな音を引き出していた点も見逃せません。
楽器を仕上げた人間として嬉しい瞬間ですね。



演奏後に内藤さんともお話をいたしました。
音楽をされる方はもっと色々なピアノを試してみて
その楽器がもつ音色・響きからイメージをつかんで
欲しいと。きっとピアノを弾く人にとってサロンの
ペトロフは多くの事を教えてくれると思います。

それが証拠にコンサートの後も沢山のお客様が残り
吸い寄せられるようにP194で様々な曲をご試弾...
今まで関心度がきわめて低かったチェコのピアノが
音楽関係者の間でも着実に広まりつつあります。



今回アンサンブルの新たな可能性を示したPETROF、
ホールかサロンに納まることを願ってやみません。
そして“おんがくしつトリオ”のこれからの活躍にも
ご注目を！http://ongakushitsutrio.wix.com/home3

Prep for Music♪

明日は“おんがくしつトリオ” 春のライヴ！
お陰様で満員御礼、子供達も聴きに来てくれます。
今回アーティストのご希望で特別にP173もご用意、
皆様に音の違い、本物の響きを体感して頂くために
サロンはまさしく“音楽室”と化します。
トリオの皆様も準備は万端、本番をお楽しみに♪

ペトロフP118R1 ROCOCO プレップアップ②

プレップアップの工程がひと通り完了しました。
ぼんやりした当初のイメージから艶やかに歌うような
ノーブルな音色と滑らかな弾き心地に。



メーカーや価格以前に、ピアノの状態が整っていることが
まず絶対条件。楽器を選ぶ上で欠かせないポイントです。



ぜひご試弾される際は88鍵すべての音を鳴らしてみて、
音が均一に揃っているか、タッチに違和感がないか、
じっくりとご確認ください。



手間と心を込めて仕上げたROCOCOモデル、
外装の特徴については後日また特集記事を。。
（その他の作業風景はこちら）

ペトロフP118R1 ROCOCO プレップアップ①

一流の演奏家に支持されるピアノというのは、
楽器のクオリティは勿論のこと、メカニックの
精密な調整にも大きな秘密が隠されています。
ペトロフ本来の情感豊かな音色とタッチを作る
プレップアップ作業、まず土台から整えます。


鍵盤の動きを支えるキーピンをきれいに掃除。


鍵盤からアクションに力を伝えるキャプスタンスクリューも
ひとつひとつきれいに磨きます。


鍵盤の高さをきれいに均したところ。皆様も鍵盤のレベルに視線を合わせて
高さをチェックしてみましょう。

（その他の作業風景はこちら）