荒野愛子さんコンサート終了♪

本日のPETROFコンサートが無事終了！
ご来場頂いた皆様、有難うございました。
オリジナル作品のほかにもチェコ、日本、
珍しいノルウェーの曲などを紹介しながら
演奏して下さった荒野愛子さん、お客様も
心地のよい時間を過ごされたようです。



前回サロンを通り掛かって聴いて下さった
若い女性が今回また足を運んでくれたのは
嬉しかったですね。普段ピアノの生演奏を
聴く習慣はなかったそうで、演奏家と共に
そんな新たなピアノ音楽ファンを創出する
こともピアノプレップの大事な使命です。

これからもピアノ音楽の愉しさや面白さを
いろいろな角度から発信していきますので
応援のほど宜しくお願いいたします！

荒野愛子さんコンサート本日15時開演！

本日15時より荒野愛子さんのコンサート開演！
写真は本番に使用するP194Stormのリハ風景、
１音１音の響きを確認されていました。
優しく訴えかけるようなペトロフの音色は
作曲される方々の感性を刺激する模様....
それも楽器には大切な要素ですよね。



今回はご自身のオリジナル曲の他、世界の
トラディショナルソングなどをカバー。
クラシックとはまた異なる叙情的な音楽を
チェコ共和国の名器でお愉しみ下さい♪

http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html
皆様のご来場をお待ち申し上げます(^^)

ペトロフP131M1 プレップアップ②

プレップアップの合間にピアノ豆知識。
トップ画像は鍵盤の深さを測る定規です。
現在10mmが一般的な基準とされていますが
演奏者の好みによって若干の変更が可能。



往年のピアニストたちはこの許容範囲の中で
「自分の楽器」にアレンジしていました。
ホロヴィッツ、ミケランジェリ、グールドは
浅めを、リヒテル、ワイセンベルクは深めの
タッチを好んでいたといわれています。

目指す音楽性や演奏のスタイルが違うのなら
ピアノに求める調整がそれぞれ異なっていて
当然、むしろ自らの志向する音楽表現のため
欠かせないセッティングとも考えられます。

様々なブランドやピアノ奏法に関する話題が
活発になりつつある現在のピアノ業界。
かつての名ピアニストがそうであったように
ユーザーの皆様に「楽器の調整」に対しても
強い関心をもって頂けたらと願うばかり...。



そうこう呟くうちP131M1の調整完了です！
（その他の作業写真はこちら）

Petrof belonged to A.B.Michelangeli

巨匠A.B.ミケランジェリが所有したとされる
ペトロフピアノを使用した演奏動画です。
憂いを帯びたショパンのノクターン第15番...
優しい音、余韻をしっとり聴かせる曲想だと
楽器からのサポートも必要になってきます。
木質感のある深い響きをお愉しみ下さい。

GPアクション調整②鍵盤調整

並行している国産GPアクション調整の続き。
鍵盤の動きをガイドするキーピンが変色して
汚れが付着しているためクリーニングです。
タッチに関わる要所なので、ここも本来なら
定期的にメンテナンスしておくべき箇所。



新品も中古ピアノも、ヨーロッパ製も国産も
調整後のイメージを描きながらひとつひとつ
あるべき状態にセットすることが大事です。
（その他の作業写真はこちら）

ペトロフP131M1 プレップアップ①

いきなり調整に入る前に弦や金属ピンの
汚れをきれいに取り除く作業から開始。
理想的な弾き心地を得るためには、まず
ベース部分から整えなくてはなりません。
どんなピアノでも「基本」は大切です。
（その他の作業はこちら）

Bohemian Spruce

店主がペトロフピアノに惚れた理由は「響板」。
チェコ共和国は森林資源に恵まれる「森の国」...
ヴァイオリンなど弦楽器にも使用されている良質な
「ボヘミアン・スプルース」が明朗で歌声のような
美しいサウンドを我々に提供してくれます。
ピアノはその国の文化をも感じさせてくれるモノ、
“Made in Czech Republic”を堪能しませんか？

Ivan Moravec plays Debussy on PETROF

久々にPETROFの音源をご紹介♪
C.ドビュッシー《版画》より「雨の庭」
演奏はチェコが誇る名匠モラヴェッツです。
少々音質は荒れ気味ですが年月を感じさせる
乾いた木の響きをどうぞお愉しみ下さい。

ペトロフP131M1 プレップ開始！

この１週間は県外からの御来客をはじめ
メールやお電話での問い合わせが増加、
メンテナンスと相まって大忙しでした。
いよいよ今週はペトロフの最上位モデル
P131M1のプレップアップに入ります。
いつみても美しいマホガニーですね♪

ペトロフP118P1黒艶出 メンテナンス

今日はペトロフP118P1黒艶出のメンテ。
さらに作業後は奥様からのリクエストにより
エンリオ・モリコーネの曲を恐る恐る演奏...
その出来栄えはさておいて、あの不朽の名作
映画「ニューシネマパラダイス」のテーマは
ペトロフの切ない音色にピッタリですね♪



イタリア映画音楽の巨匠もペトロフを所有、
作曲家に受けが良いのは気のせいでしょうか。
今日のお客様はその音色に惚れてペトロフの
アップライト購入を決意されたとのこと。
お好きな曲をお好みの音色で楽しんで貰えて
私も大変嬉しく思います。

（その他のメンテナンス作業はこちら）

自己満足ではなく「他己満足」を。
メンテナンスは勿論のこと、お客様と音楽を
共有できるサービスを常に考えています。
ぜひご一緒にペトロフの音を楽しみませんか？