ペトロフP125F1 No.624172 Test Recording

投稿 by ピアノプレップ Piano Prep.

ペトロフ P125F1 No.624172 出荷前点検

明日納品するP125F1の調整＆ワックス掛け。
ご夫婦の新婚旅行はプラハ、チェコ・フィルの
マルティヌーを聴いて感激され、愛用している
チェロも100年前のチェコ製というオーナー様。
このペトロフもさぞ喜ぶことでしょう(^^)
楽器好き、チェコ好きの方が自然と集うサロン、
今日も明日も通常通り営業しています！

積雪の日にピアニストご来店

悪天候の中、ピアニスト沢 由紀子さんがご来店！
チェコスロバキア時代に留学され、ヤナーチェクの
ピアノ作品集を録音している沢さん、実はそのCDを
私も所有しているのですが、こちらは当時プラハの
スタジオにあったペトロフを使用されたそうです。



師事されたヨゼフ・パーレニーチェク先生のお話を
伺いながら、ヤナーチェク「草陰の小径にて」より
数曲、素敵な生演奏を披露して下さいました(^^)
やはりペトロフでこの組曲を聴くと格別ですね。



このところチェコに留学されていた方々がサロンを
訪ねてきて下さるようになり非常に心強いです。
演奏を通じてペトロフの音楽性をお伝えしたいので
ピアニストの皆様にご協力頂けると助かります。

ペトロフP118C1 ウォルナット 艶出と２匹の仔犬

今日は元気な仔犬たちがお出迎え！
昨年に納品したP118C1ウォルナット艶出を
メンテナンスしている間、お利口に大人しく
見守ってくれました。仔犬を気遣って空調に
配慮して頂いたお蔭でピアノの状態も良好。



お客様のお話ではブリーダーが抱えきれずに
２匹とも施設に託されていたとのこと。
可愛がってくれる素晴らしい主人が見つかり
良かったと思う反面、今どきのペット業界は
もはや飽和状態にあることも痛感...



販売する以上は、事業者は責任をもって扱う
モラルが必要。これは現在のピアノ業界にも
あてはまる気がします。人間の勝手な都合で
理不尽な形で供給過剰となるのは考えもの。
少なくともペトロフピアノは１台１台大切に
手を入れてから世に送り出したいですね。

ディアパソンDR-300 メンテナンス

今日は千葉市で半日かけてメンテナンス！
ご主人と子供達と一緒に浜松で選定したDR-300、
バッハ・パルティータ第1番を練習中とのことで
トリルが入りやすい軽快なタッチと澄んだ音色を
意識して、調律・整調・整音を行ないました。

音を揃えるだけでなく、ユーザー様が気持ち良く
弾ける状態にタッチを整えるのも大切な作業。
ピアノという楽器の特性をよくご理解頂いた上で
技術者の仕事を評価して頂けると有難いです。
（その他の写真はこちら）

ペトロフピアノで奏でる♪愛のメロディー

出井則太郎さん＆根本愛さんがペトロフで奏でる
コンサート第４弾は来月2月13日（金）に開催！
今回はF.リスト「愛の夢」 J.スーク「愛の歌」
B.スメタナ「春の愛」など、バレンタインらしく
“愛”をテーマにした作品をご用意しています♪



当日は美味しいドリンクとともに白金台のチョコ
スイーツをご提供。ペトロフのドルチェな音色に
ロマンチックな楽曲、甘党なら逃せない企画です。

バレンタインの前日はそんなスイーツな音楽会を
各50分２ステージ準備してお待ち申し上げます。
金曜の午後、“甘いひととき”を過ごしませんか？

ご予約はピアノプレップ公式ＨＰよりどうぞ♪
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html

チェコの可愛いおもちゃ達

玩具専門店トイピースさんがチェコのデトア社の
可愛いおもちゃ達を補充して下さいました！
http://www.toy-piece.com/
写真撮影の最中、先日遊びにきた近所の小学生や
ご試弾されたマダムが偶然通りがかってご挨拶。
地域の皆様との交流も着実に育んでいます(^^)

加湿器のメンテナンス

ピアノユーザーの皆様、ご自宅で愛用するピアノの
湿度管理はいかがされていますか？
この乾燥シーズン、サロンでは湿度40～50％の間に
保つため、３台の加湿器を24時間フル稼働。
となれば２週間も経つとフィルターはご覧の通り...



これは水道水のミネラル、カルキが付着したもの。
放置すると加湿量が低下するので、クエン酸などを
溶かしたぬるま湯に１時間ほど浸したら歯ブラシで
ゴシゴシと落として洗浄します。これを３セット、
今日のように湿度が高い日を見計らって行います。



湿度管理には電気代のほか、こうした手間も必要、
ただこれも楽器を大切に思うなら当然のことです。
輸入元として常に心地良くご試弾いただける状態で
ペトロフをご案内できるよう努めています。

日々の温湿度に落差があり過ぎると、調律や調整が
狂うだけならまだしも、音を響かせる役割を果たす
貴重な「響板」が割れてしまうことがあります。

どうか楽器の湿度管理にはくれぐれもご注意を...

ピアノプレップ・フライヤー２月号

2015年から月刊フライヤーを独自に作成！
楽しいイベント情報、昨年末にチェコを訪れた
筒井一貴氏による旅行記の連載など、チェコ＆
ペトロフをさらに好きになる記事が盛り沢山。
演奏家と共に音楽の魅力を発信してまいります。



2月7日（土）は西山瞳さん出演のジャズライヴ、
2月13日（金）は出井則太郎さん＆根本愛さんの
「愛」を題材にした歌＆ピアノ曲のコンサート
ただいま２公演ともにご予約受付中です♪

※当初予定していた筒井一貴さんのアップライト
ピアノコンサートは3月15日（日）に順延



ピアニストの皆様から支持を得ているペトロフの
真価、ぜひ一度ご自身の耳でお確かめ下さい！

Piano Repair ＆ Maintenance

35年前に作られた国産ピアノのメンテナンス。
日本のピアノは精度が高いとよく言われますが、
それは加工や寸法の精度のこと。工業品としては
世界トップクラスを誇ると言って良いでしょう。
ただし「楽器としての精度」はまた別物です。

音の粒を揃える、弾き心地を整える、この作業は
最終的に「人の手と耳」でしか為しえないこと。
時として手仕事でコツコツと作られた楽器よりも
優れた工作機械で作られた製品の方が手を入れる
余地が多いというのも面白いものですね。
（その他の写真はこちら）


弦の跡が刻まれたハンマーフェルトを削って、再びきれいな卵型に整形