新春オープンサロン＆コンサート・レポート♪

昨日は新春オープンサロン＆コンサートでした♪
中村栄宏さん、筒井一貴さんの演奏を聴くため
お集まり頂いた観客は１公演あたり過去最多！
おふたりの奏でる息の合った音楽と休憩中には
レアなチェコ樽ビールをご堪能頂きました。



ピアニストに愛好家様、音楽サロンを運営する
オーナー様が他県から足を運んで下さった上、
ワインやスモークチーズなどの差し入れも...
お客様も音楽家も分け隔てなく新春イベントを
盛り上げて下さり、店主も嬉しく思います(^^)
ご来場頂いた皆様に心より御礼申し上げます。



ピアノを売る、弾く、聴くだけにとどまらず
ペトロフを活用して上質な「音楽の時間」を
演奏家と提案する姿勢は今年も変わらず...
どうぞ2016年も宜しくお願いいたします。

プライベートで音楽鑑賞

昨日は愛車のミニベロで五反田へ。
以前より気になっていたご近所の
サロンコンサートを訪れました。

奏者は若手ピアニスト阪田知樹さん、
リスト、バルトークを主とした曲目で
ピアノはベーゼンドルファーでした。
やはりこの距離感で演奏を愉しめると
いうのはサロンコンサートの醍醐味。



リストのハンガリー狂詩曲第２番では
阪田さん自身によるカデンツァあり。
省かれる場合が多いので得した気分に
なっていたのは自分だけでしょうか。
アムラン、マツーエフまで行くと少々
やり過ぎ感がありますが、コルトーや
ラフマニノフみたいにさらりと弾いて
くれると聴く側としては嬉しいもの。

リストのロ短調ソナタ、バルトークの
ピアノソナタではベーゼンの低音弦の
太く伸びのある響きが存在感を放って
いました。ぜひこうしたピアノ自体の
音色、響きの特徴、曲との相性なども
お客様に楽しんでもらいたいですね。


ヨハン・シュトラウスモデル

「個」の違いと組み合わせの妙味。
ワインと料理では当たり前のことでも
クラシック音楽ではまだまだ未開拓。
それだけに新たな切り口として大きな
可能性を秘めているように思えます。

阪田さんの素敵な演奏を聴かせて頂き
今夜はあらためてそのことを実感。
ピアノ音楽に対してよりアクティブに
向きあう2016年となりそうです。

新年初メンテナンス

2016年最初のメンテナンスは昨年末に
納めたP118P1アルダーモデル。
まだ日本に到着して間もないということ、
そして慣れない環境ということもあって
生じた狂いをしっかりとリセットします。


まずは「弦合わせ」を念入りにチェック
弦跡が正しく付くように矯正します


鍵盤の高さ、深さも細かく修正


バックチェックの狂いを調整


ハンマーストップは15mmの位置に
弾き心地にも関わってきます


調律のピッチはA=442Hz
88の音程を地道に揃えていきます


お客様の希望で少しソフトな音質に
ハンマーフェルトに針を刺します


針の痕跡を布ヤスリで処理
フェルト表面を滑らかに仕上げます


コンクリートのモダンな内装と北欧家具調の
アルダー材という組み合わせ

納入調整に要した時間はおよそ2時間半、
ピアノが「楽器」としての体を成すためには
「調律」だけではどうしても不十分です。

アクション、鍵盤の動作を整える「整調」
88音の質感を針などで整える「整音」

今年もこの3点を心掛けて皆様のピアノを
メンテナンス（維持管理）してまいります。

新春オープンサロン＆コンサートのご案内

明けましておめでとうございます♪
年末年始いかがお過ごしでしたか？
白金台サロンは今日が仕事始め...
正月気分を徐々に払しょくしながら
プレップに再び励んでまいります！

新年最初の投稿は1月10日（日）に
催しますオープンサロンのご案内♪
-ピアノプレップ新春オープンサロン-
（筒井一貴さんのブログより）

ペトロフを試弾＆試聴してみたい方、
演奏家と交流してみたいという方は
13時にサロンを無料開放しますので
どうぞ気軽に遊びにいらして下さい！



15時からはリコーダー中村栄宏さん、
古典鍵盤楽器奏者・筒井一貴さんの
お二人がコンサート（有料）を開催。

なかなかお目にかかれないチェコの
地ビール「BERNARD」も特別出演？



席数とビールに限りございますので
参加される方はお早めにご予約を...

ピアノプレップ
tel: [phone]
e-mail: [e-mail]


本年もチェコ製ピアノを通じながら
演奏家とともに「音楽の愉しみ」を
皆様にお届けしてまいります♪