ペトロフP118C1マホガニー艶出モデル 納入調整♪

今日は店から徒歩でP118C1納入調整へ。
作業開始後ピアノの朗らかな音に誘われて
何とお隣の方もサプライズのご来訪...(^^)
白金台にショールームを構えて３年が経ち
近隣エリアにも着実に根付いています。



電子ピアノからペトロフに買い替えてから
お子様がピアノに向き合う時間が以前より
増えたとお母様、ご自身もピアノの練習を
始められたそうで、ご家族の皆様で楽しく
ご愛用頂けると店主も喜ばしく思います！


お子様の好みで椅子はブルーのシート


調整を行って出荷時の状態にリセット。


発表会は１か月後とのこと、練習を積んで
本番はリラックスして臨んで下さい♪

ペトロフP118C1マホガニー艶出モデル メンテナンス♪

ご納品して2年が経過したP118C1のメンテ。
まだ小さかったお子様も４歳になり今年から
ピアノを習い始めたとのこと、調整した後に
いま練習中の曲を披露してくれました♪



嬉々としてピアノを弾いてくれる子供たちが
多いのも弊社のお客様の大きな特徴です(^^)


この日もチューニングピン＆弦の掃除から


棚板清掃＆キーピン磨きを実施


鍵盤の遊びをひとつずつ作っていきます


戻した鍵盤の高さを精密に均します


変化した鍵盤深さもひとつずつ微調整


ハンマーストップは15ｍｍで調整
（チェコのDetoa社製アクション搭載）


調律後に整音作業、布ヤスリで仕上げます


鍵盤、アクションも出荷時の状態にリセット！


曇ったペダルもピカピカに磨きました♪

調律だけではなく、鍵盤やアクションの調整、
金属パーツを新品同様にクリーニングする等
ピアノを末永く快適に使用するために必要な
手間を惜しまないのが弊社のメンテナンス。

ご購入頂いたお客様のピアノは納品した後も
責任もってサポートしてまいります。

Young Krystian Zimerman plays Chopin on a PETROF concert piano

若きクリスチャン・ツィメルマンがPETROFで
ショパン即興曲を奏でる貴重な動画を発見！



学生当時、物資が不足していたポーランドでは
ピアノ部品の製作・修理も自身で行わなければ
ならなかった為、ピアノの構造、素材に対する
知識が自然に培われたというツィメルマン。

ホロヴィッツ、ミケランジェリ、ブレンデル、
モラヴェッツなどの優れたピアニスト達がみな
ピアノのメカニズムを良く勉強していた事実は
音楽的な演奏のためにも見過ごせないところ...

ペトロフP118C1ウォルナット艶消モデル 出荷調整♪

P118C1ウォルナット艶消モデル出荷調整。
今日はピアニストが本番直前のリハーサル、
また友人のピアノ技術者に新しく入荷した
ピアノのプレップアップ作業を依頼する等
各々がプレップ（準備）に追われる１日...
お店も徐々に活況を帯び始めています！


弦合わせを再度チェック


鍵盤高さもさらに精度を高めます


鍵盤の深さも微調整


ハンマーストップ15ｍｍでリセット


音を止めるダンパーフェルトの調整


針刺し＆３弦合わせで音の粒を揃えます


アクション＆鍵盤の調整が完了！


最後に本体のネジ締めを点検して...


出荷の準備が整いました！

ペトロフP125F1マホガニー艶出モデル 納入調整♪

先月納めたP125F1マホガニーの納入調整！



グランドピアノを手放すことになったお母様が
寂しくないようにと息子様からのプレゼント。
ご実家に戻った際にはご自身も愛奏されている
とのことですが何とも素敵なエピソードです。


弦合わせを確認後、調律を手直し。


鍵盤の高さも細かく修正します


鍵盤の深さもリセット


ハンマーストップの距離も正確に


やや硬く変化した高音に針刺し、針の痕跡を
目の細かい布ヤスリできれいに処理します

音を聴いているだけでも気持ち良いとお客様、
また軽めに仕上げたタッチも気に入って下さり
丁寧にプレップアップした甲斐がございます。

親子でご愛用頂けますよう今後もサポートして
まいりますので末永く宜しくお願い致します。

国産グランドピアノ メンテナンス

昨日は防音室の設計士様のグランドピアノ、
半日かけてメンテナンスを実施しました。
ぜひプレップアップして貰いたい、と弊社に
依頼を頂いて工場で一緒に選定したピアノも
はや２年、順調に味わいを深めています。


まずはアクション＆鍵盤を外して...


ひとつずつ鍵盤の調整を行います


アクションを搭載してネジをすべて増し締め


弦とハンマーの接点を細かくチェックします


ハンマーの方向性を正すためにノリ紙を


ローラースキンにはテフロンを塗布
すっきりしたアフタータッチを出します


A=438→442Hzにピッチ上げ


「音質の粒」がそろうまで針刺し整音


最後にペダルなど真鍮パーツを磨いて終了

ピアノの快適性を高い次元で維持するための
出荷前のプレップアップ（精密調整）作業。
職種こそ違えど「音に関する専門家」の方に
評価して頂けるのは大変に光栄なことです。


ご主人自らチャイ・コン冒頭部でチェック


さらに量の増えたCDコレクション、今回も
音楽談議を楽しませていただきました。

演奏家、愛好家との信頼関係を築きながら、
確かなピアノを皆様にお届けしています。

アンサンブル「歌う記憶」コンサート・レポート♪

5/22（日）に催したコンサート「歌う記憶」は
ご覧の通り大盛況でした！ご来場頂いた皆様に
あらためて厚く御礼を申し上げます。


今回初めて結成した異色のトリオ！

コンポーザーピアニスト中村有紀子さんの曲を
中心にヴァイオリン保科由貴さん、リコーダー
中村栄宏さんのトリオが奏でる午后の音楽...
こんな時間をPETROFと共に広めたいですね♪


作曲家・中村有紀子さんによるソロ演奏あり...


リコーダー中村さん＆ヴァイオリン保科さんの
デュオあり

実はこの日サロンでは初のヴァイオリン演奏、
P173Breezeチッペンデールの年月を経た渋い
音色とリコーダーによる「木の響き」と程よく
調和して、店主自身もアンサンブルの愉しみを
お客様と一緒に堪能させて頂きました。


最後は店主も加わりカルテットで記念撮影？

PETROF＋α、チェコの名器と他の楽器による
コラボレーションを今後もお楽しみに！
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html

Dvořák Romantické kusy No. 1 and 2 , Josef Suk & Jan Panenka

昨日の素敵な音楽会のレポートはまた後日...
アンサンブルに魅せられた店主としましては
ぜひチェコの巨匠達もご紹介したいところ。

ヨセフ・スーク（Vn）＆ヤン・パネンカ（Pf）
ドヴォジャーク「ロマンチックな小品」より


プラハ城内スペインホールで使用されるのは
なんと2ｍ級のペトロフGP、音響が豊かなら
このサイズでも十分ということでしょうか。

空間の響きとのバランスを考えず、むやみに
大型GPが納入される事例が少なからずあり
これは皆様にも気に留めて頂きたい点です。

「音の色気」を飾らず聴かせる真摯な姿勢、
ただ音楽だけがそこに存る...そんな雰囲気の
円熟味溢れる演奏をどうぞお愉しみ下さい。

明治学院大学OGのご来訪！そして明日は...

久々に母校を訪問された明治学院大学OGが
ふらりとご来店。生活していたフランスでも
空港やステイ先にピアノがあったため最近は
興味津々とのこと、弊社のミニコンサートも
聴きに来ます！と嬉しい声を頂戴しました。



店主が「音楽の国」チェコで体感したように
生演奏をもっとカジュアルな文化へ...。



届いたばかりの美味しい焼き菓子とご一緒に
明日はアンサンブルをお愉しみ下さい！
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html

【PETROF録音プロジェクト】Heino Kaski "Nacht am Seestrand"

【PETROF録音プロジェクト】
北欧の作曲家ヘイノ・カスキ「夜の海辺にて」
今回は齋藤正樹さんの演奏で提供いたします。



ふわっと空間に溶け込むような淡い美弱音を
操るのも文字通り「ピアノ」の真骨頂です。
天井高６mの豊かな残響でご堪能下さい。