【ピアノプレップ SUMMER FAIR 2016 7/9 START♪】 [イベント告知]
《ピアノプレップ SUMMER FAIR 2016 7/9~開催!》
ピアノ納入費&イタリア製ピアノ椅子の付属サービスなど嬉しい特典を多数ご用意、音とタッチを1台1台丁寧に調整したペトロフピアノをカジュアルに愉しみませんか?
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます!
イタリアの名ピアニストA.B.ミケランジェリ、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネも認めたチェコの名器ペトロフ。ボヘミアの森が育む抒情的な音色を日本の皆様へ。納品前にプレップアップ(精密調整)を実施、プロの演奏に応えられるクオリティをお約束します。
株式会社ピアノプレップ公式ホームページ
http://www.pianoprep.jp
ペトロフユーザー様ご納品事例
http://www.pianoprep.jp/cont9/23.html
プレップアップ(精密調整)事例
http://pianoprep.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305311220-1
ショールームでも続々とイベント開催♪
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html
クリスチャン・ツィメルマンの演奏(PETROF使用)
https://youtu.be/lNWJt4orpZc
ピアノプレップ Facebook Page
https://www.facebook.com/pianoprep/
ピアノ&チェコ共和国にまつわる情報を日々更新♪
ピアノプレップYouTube Channel
https://www.youtube.com/cha…/UCrmGZatJhQA49HJNwzTICzw/videos
PETROFオリジナル音源をアップロード♪
ピアノ納入費&イタリア製ピアノ椅子の付属サービスなど嬉しい特典を多数ご用意、音とタッチを1台1台丁寧に調整したペトロフピアノをカジュアルに愉しみませんか?
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます!
イタリアの名ピアニストA.B.ミケランジェリ、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネも認めたチェコの名器ペトロフ。ボヘミアの森が育む抒情的な音色を日本の皆様へ。納品前にプレップアップ(精密調整)を実施、プロの演奏に応えられるクオリティをお約束します。
株式会社ピアノプレップ公式ホームページ
http://www.pianoprep.jp
ペトロフユーザー様ご納品事例
http://www.pianoprep.jp/cont9/23.html
プレップアップ(精密調整)事例
http://pianoprep.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305311220-1
ショールームでも続々とイベント開催♪
http://www.pianoprep.jp/cont5/main.html
クリスチャン・ツィメルマンの演奏(PETROF使用)
https://youtu.be/lNWJt4orpZc
ピアノプレップ Facebook Page
https://www.facebook.com/pianoprep/
ピアノ&チェコ共和国にまつわる情報を日々更新♪
ピアノプレップYouTube Channel
https://www.youtube.com/cha…/UCrmGZatJhQA49HJNwzTICzw/videos
PETROFオリジナル音源をアップロード♪
国産GPプレップ&メンテナンス作業③ [ピアノ・メンテナンス]
国産GPの長かったプレップがついに完結!
響きのボリュームは「素材」としての各個体の
ポテンシャル、繊細なpppが弾けるか否かは
アクションと鍵盤の精密な調整次第...。
演奏者のデリケートな音楽表現に応えるため
いよいよ「楽器」に仕上げていきます。
白鍵のあがき(深さ)を10mmに調整
ドロップ調整は2mm、連打性に影響
白鍵のアフタータッチをもとに黒鍵の
深さを調整、同じ「トクン」に揃えます
ハンマーストップ位置は弦から15mm
正確に揃えるとタッチ感がまとまります
強すぎるスプリングを適正に調整、
これも連続打弦に関わる箇所...
ダンパーの調整を再度チェックしてから
整音作業、佳境を迎えました。
芯を感じるハンマーフェルトに針刺し、
各音量で弾き分けながら入念に作業
シフト(ソフト)ペダルの整音作業を実施、
音質にグラデーションを作っていきます
3弦合わせ、3本の弦を同時に打つよう
慎重にフェルトを削ることで輪郭のある
ピアニッシモが可能となります。
何度も作業を重ねるためチョークの印も
ご覧の通り...苦笑
音質が揃ったところでプレップ完了!
真鍮ロゴを磨けば新品のような輝き
外装も手作業で研磨+ワックス処理
後は出荷のときを待つばかり...
響きのボリュームは「素材」としての各個体の
ポテンシャル、繊細なpppが弾けるか否かは
アクションと鍵盤の精密な調整次第...。
演奏者のデリケートな音楽表現に応えるため
いよいよ「楽器」に仕上げていきます。
白鍵のあがき(深さ)を10mmに調整
ドロップ調整は2mm、連打性に影響
白鍵のアフタータッチをもとに黒鍵の
深さを調整、同じ「トクン」に揃えます
ハンマーストップ位置は弦から15mm
正確に揃えるとタッチ感がまとまります
強すぎるスプリングを適正に調整、
これも連続打弦に関わる箇所...
ダンパーの調整を再度チェックしてから
整音作業、佳境を迎えました。
芯を感じるハンマーフェルトに針刺し、
各音量で弾き分けながら入念に作業
シフト(ソフト)ペダルの整音作業を実施、
音質にグラデーションを作っていきます
3弦合わせ、3本の弦を同時に打つよう
慎重にフェルトを削ることで輪郭のある
ピアニッシモが可能となります。
何度も作業を重ねるためチョークの印も
ご覧の通り...苦笑
音質が揃ったところでプレップ完了!
真鍮ロゴを磨けば新品のような輝き
外装も手作業で研磨+ワックス処理
後は出荷のときを待つばかり...
国産GPプレップ&メンテナンス作業② [ピアノ・メンテナンス]
グランドピアノの性能を最大限引き出ために
黙々と作業に没頭、コンサートピアノ同様に
手間と時間をかけて調整を行っています。
もう一度ハンマーと弦の合わせを確認、
整音作業のためにも弦跡を精密に...
ジャックの前後調整
ジャックの高さ調整
トリル、連打に関わる重要なジャック調整、
コンサートの際も本来チェックすべき事項
より繊細な音を出すための接近調整、
一音ずつライトを照射して地道に作業...
この後ドロップ、白鍵の深さ、ストロークを
揃えて、今回はいったんダンパー調整に...
掛かりのタイミングを正確に揃えるために
ハンマー側面に基準のラインを記します。
基準をとったら定規を当てながらダンパー
レバーの位置をボタン調整で揃えます。
ダンパーの総上げ調整、ペダルの操作に
同時に応えるように地道に調整します。
ダンパーの止音不良もあわせて調整、
家庭向けのピアノの場合こうした細部の
詰めが甘いことが往々にしてあります。
本番はどんなピアノでも弾けなくてはダメ!
という先生がいらっしゃいますが、それには
標準状態の楽器でさらう必要があります。
その「標準」が技術者による精密な作業で
保たれているのが実はコンサートピアノ。
家庭用のピアノでも同等の内容、精度で
整備すると性能は間違いなく向上します。
黙々と作業に没頭、コンサートピアノ同様に
手間と時間をかけて調整を行っています。
もう一度ハンマーと弦の合わせを確認、
整音作業のためにも弦跡を精密に...
ジャックの前後調整
ジャックの高さ調整
トリル、連打に関わる重要なジャック調整、
コンサートの際も本来チェックすべき事項
より繊細な音を出すための接近調整、
一音ずつライトを照射して地道に作業...
この後ドロップ、白鍵の深さ、ストロークを
揃えて、今回はいったんダンパー調整に...
掛かりのタイミングを正確に揃えるために
ハンマー側面に基準のラインを記します。
基準をとったら定規を当てながらダンパー
レバーの位置をボタン調整で揃えます。
ダンパーの総上げ調整、ペダルの操作に
同時に応えるように地道に調整します。
ダンパーの止音不良もあわせて調整、
家庭向けのピアノの場合こうした細部の
詰めが甘いことが往々にしてあります。
本番はどんなピアノでも弾けなくてはダメ!
という先生がいらっしゃいますが、それには
標準状態の楽器でさらう必要があります。
その「標準」が技術者による精密な作業で
保たれているのが実はコンサートピアノ。
家庭用のピアノでも同等の内容、精度で
整備すると性能は間違いなく向上します。
国産GPプレップ&メンテナンス作業 [ピアノ・メンテナンス]
国産GPプレップ&メンテナンス作業の続き...
アクション、鍵盤を外す前に高さの凹凸を
チェック、チョークで印を付けておきます。
アクションを外し、掃除機でホコリを除去
鍵盤を一鍵ずつ濡れ雑巾で拭き掃除。
鍵盤横の汚れもしっかり落とします。
汚れでべとついたバランスキーピン、
クリーニングして滑らかな弾き心地に
鍵盤上下の動きをガイドする役割の
フロントキーピンもきれいに磨きます
フロントキーピン角度を鍵盤と平行に、
摩擦を減らしスムーズな動作にします
キーホールもブラシできれいに掃除
鍵盤の遊びを一鍵ずつ作ります
チョークの印を頼りにパンチング紙で
高さを調整、近いレベルまで整えます
アクション、鍵盤をはめて鍵盤高さの
微調整、ピンセットでパンチング紙を
抜き差しして微調整
鍵盤の高さを徹底的に均します
演奏会に使用されるコンサートピアノは
年1回2日かけて保守点検を実施します。
その内容は今までにご紹介している通り、
調律以外の作業が実は重要なのです。
アクション、鍵盤を外す前に高さの凹凸を
チェック、チョークで印を付けておきます。
アクションを外し、掃除機でホコリを除去
鍵盤を一鍵ずつ濡れ雑巾で拭き掃除。
鍵盤横の汚れもしっかり落とします。
汚れでべとついたバランスキーピン、
クリーニングして滑らかな弾き心地に
鍵盤上下の動きをガイドする役割の
フロントキーピンもきれいに磨きます
フロントキーピン角度を鍵盤と平行に、
摩擦を減らしスムーズな動作にします
キーホールもブラシできれいに掃除
鍵盤の遊びを一鍵ずつ作ります
チョークの印を頼りにパンチング紙で
高さを調整、近いレベルまで整えます
アクション、鍵盤をはめて鍵盤高さの
微調整、ピンセットでパンチング紙を
抜き差しして微調整
鍵盤の高さを徹底的に均します
演奏会に使用されるコンサートピアノは
年1回2日かけて保守点検を実施します。
その内容は今までにご紹介している通り、
調律以外の作業が実は重要なのです。
7/24(日)シューベルティアーデ&新譜CDのご案内 [イベント告知]
ピアニスト内藤晃さんとバリトン歌手
小藤洋平さんがリハーサルにご来店。
7/24(日)サーラマサカ@東戸塚にて
シューベルティアーデを開催、すでに
残席僅少となっています。ペトロフと
「歌曲王」のマリアージュをどうぞ♪
また同ホールのP194Stormで録音した
おんがくしつトリオの新CDも完成!
(さりげなくPETROFのロゴ入り...)
リコーダー、鍵盤ハーモニカの音色と
チェコ製ピアノの珠玉のハーモニー、
お洒落な編曲に仕上がっています(^^)
CDは直接ライヴ会場でお求め頂くか、
音源をダウンロードすることも可能。
LINEでお気軽におんがくしつトリオと
PETROFの演奏をシェアできます。
どうか皆様でご試聴下さいませ♪
〈ダウンロード配信ページ〉
★e-onkyo music
http://www.e-onkyo.com/music/album/ONGKST001/
★mora
http://mora.jp/package/43000069/ONGKST-001/ ※通常音質
http://mora.jp/package/43000069/ONGKST-001h/ ※ハイレゾ
★VICTOR STUDIO HD-Music.
http://hd-music.info/album.cgi/10820
★groovers
http://www.groovers.co.jp/mqs/album/detail/LOTUZQD
〈ストリーミング配信ページ♪〉
★LINE MUSIC
https://music.line.me/artist/mi000000000a362b41
小藤洋平さんがリハーサルにご来店。
7/24(日)サーラマサカ@東戸塚にて
シューベルティアーデを開催、すでに
残席僅少となっています。ペトロフと
「歌曲王」のマリアージュをどうぞ♪
また同ホールのP194Stormで録音した
おんがくしつトリオの新CDも完成!
(さりげなくPETROFのロゴ入り...)
リコーダー、鍵盤ハーモニカの音色と
チェコ製ピアノの珠玉のハーモニー、
お洒落な編曲に仕上がっています(^^)
CDは直接ライヴ会場でお求め頂くか、
音源をダウンロードすることも可能。
LINEでお気軽におんがくしつトリオと
PETROFの演奏をシェアできます。
どうか皆様でご試聴下さいませ♪
〈ダウンロード配信ページ〉
★e-onkyo music
http://www.e-onkyo.com/music/album/ONGKST001/
★mora
http://mora.jp/package/43000069/ONGKST-001/ ※通常音質
http://mora.jp/package/43000069/ONGKST-001h/ ※ハイレゾ
★VICTOR STUDIO HD-Music.
http://hd-music.info/album.cgi/10820
★groovers
http://www.groovers.co.jp/mqs/album/detail/LOTUZQD
〈ストリーミング配信ページ♪〉
★LINE MUSIC
https://music.line.me/artist/mi000000000a362b41
プレトニョフとコンサートピアノ [音楽雑記]
昨夜はご招待頂きまして、初めてミハエル・プレトニョフを聴きました。
圧巻だったのは演奏の7割はppp〜mfのレンジ、しかも左足でソフトペダルを巧みに踏み分けながら...。弾くときの体勢など異なる点も多々ありますが、弱音が基調であること、上体が揺れないこと、そして不意を打つffを入れてくるあたりホロヴィッツを少し彷彿とさせます。
技術者の目線としては、コンサートピアノの鳴らし方を流石に心得ているなという印象。
スケールからして良く響くのは当たり前、むしろ微弱な音も拾って客席に届けてくれるのがコンサートピアノの真骨頂です。またソフトペダルの整音まで手入れされているところにも感服しました。彼はそうした意味で稀有の「ピアニスト」と言えましょう。とても貴重な経験をさせて頂きました。
...さて、現実に戻って、肝心なのは一般ユーザーが使用するピアノでもコンサートピアノと同等の「調整のクオリティ」を提供できるかどうか。キメ細かい調整作業、プレップアップ兼メンテナンスの続きです。
まずは全てのネジ締めを実施
ここで芯が残るハンマーフェルトに針刺し
弦の溝をリセットすべくファイリング
きれいな卵型にフェルトを削ります
高音域はまとめてファイリング
ハンマーの走り、ねじれを修正
弦合わせを確認した後、鍵盤の作業に
移行します
圧巻だったのは演奏の7割はppp〜mfのレンジ、しかも左足でソフトペダルを巧みに踏み分けながら...。弾くときの体勢など異なる点も多々ありますが、弱音が基調であること、上体が揺れないこと、そして不意を打つffを入れてくるあたりホロヴィッツを少し彷彿とさせます。
技術者の目線としては、コンサートピアノの鳴らし方を流石に心得ているなという印象。
スケールからして良く響くのは当たり前、むしろ微弱な音も拾って客席に届けてくれるのがコンサートピアノの真骨頂です。またソフトペダルの整音まで手入れされているところにも感服しました。彼はそうした意味で稀有の「ピアニスト」と言えましょう。とても貴重な経験をさせて頂きました。
...さて、現実に戻って、肝心なのは一般ユーザーが使用するピアノでもコンサートピアノと同等の「調整のクオリティ」を提供できるかどうか。キメ細かい調整作業、プレップアップ兼メンテナンスの続きです。
まずは全てのネジ締めを実施
ここで芯が残るハンマーフェルトに針刺し
弦の溝をリセットすべくファイリング
きれいな卵型にフェルトを削ります
高音域はまとめてファイリング
ハンマーの走り、ねじれを修正
弦合わせを確認した後、鍵盤の作業に
移行します
ウィーンとチェコの邂逅@東京 [店主の日常]
メンテナンスの意識 [ピアノ・メンテナンス]
弊社ショールームを正式にオープンしたのは実は2013年の今日、7/3はチェコを代表する作曲家レオシュ・ヤナーチェクの誕生日でもあります。
そんな記念日にピアニストの嬉しいご来訪もありながら、年月を経た国産GPを手入れ。
以前勤務していた職場からの依頼とあって今回は特別にショールームに搬入しました。
現在はペトロフ専門に対応しておりますが、店主は工房からキャリアを築いたこともあり、中古ピアノのリニューアルも違和感なし。
まずは弦のクリーニングから...
ビフォー(左)/アフター(右)
乾いた布できれいに汚れを拭います
チューニングピンのクリーニング
ビフォー(左)/アフター(右)
フレームの汚れも綿棒で掃除...
ピンの狭い隙間も、真鍮製アグラフも
きれいにクリーニング
磨き上げた結果、名誉のマメが...
真鍮棒で「駒打ち」、弦の振動をロスなく
駒に伝えるために密着させます
音程が著しく低下、ひとまずA=442Hzに
ピッチを上げるべくざっと調律を実施
気持ちよく演奏するためには、タッチや音色を均一に揃えるメカニックの調整が必要です。
ピアノの将来を考えるなら、楽器内部の弦や金属製パーツの汚れ・錆の予防・除去作業は欠かせません。
輝き・艶を失ったペダルや外装も、こまめにワックスやコンパウンドで磨いてあげれば新品のような光沢に戻すことが可能です。
残念ながら工房時代に入荷してくる中古ピアノは毎年の調律記録は残っていても、アクション、鍵盤は未調整、金属部品も錆ついた状態、そんな品物ばかり。
店は売りっぱなし、調律師も音合わせのみ、ピアノ業界の悲しい状況を目の当たりにしてきました。
どんなに素晴らしい楽器でも「調律」だけでは音質のムラやタッチの狂い、錆や汚れによる劣化を防ぐのは不可能ですが、この事実をユーザーはどこまでご存知でしょうか。
新品に近い状態、また心地良い状態を維持するためには、調律師、ユーザーの両者がピアノに対して、「メンテナンスの意識」を共有することが必要最低条件です。
ピアノ使用者もしくは購入を検討される方は楽器だけではなく、後々の管理についてもあわせてご一考頂けましたら幸いです。
作業はまだまだ続く...
そんな記念日にピアニストの嬉しいご来訪もありながら、年月を経た国産GPを手入れ。
以前勤務していた職場からの依頼とあって今回は特別にショールームに搬入しました。
現在はペトロフ専門に対応しておりますが、店主は工房からキャリアを築いたこともあり、中古ピアノのリニューアルも違和感なし。
まずは弦のクリーニングから...
ビフォー(左)/アフター(右)
乾いた布できれいに汚れを拭います
チューニングピンのクリーニング
ビフォー(左)/アフター(右)
フレームの汚れも綿棒で掃除...
ピンの狭い隙間も、真鍮製アグラフも
きれいにクリーニング
磨き上げた結果、名誉のマメが...
真鍮棒で「駒打ち」、弦の振動をロスなく
駒に伝えるために密着させます
音程が著しく低下、ひとまずA=442Hzに
ピッチを上げるべくざっと調律を実施
気持ちよく演奏するためには、タッチや音色を均一に揃えるメカニックの調整が必要です。
ピアノの将来を考えるなら、楽器内部の弦や金属製パーツの汚れ・錆の予防・除去作業は欠かせません。
輝き・艶を失ったペダルや外装も、こまめにワックスやコンパウンドで磨いてあげれば新品のような光沢に戻すことが可能です。
残念ながら工房時代に入荷してくる中古ピアノは毎年の調律記録は残っていても、アクション、鍵盤は未調整、金属部品も錆ついた状態、そんな品物ばかり。
店は売りっぱなし、調律師も音合わせのみ、ピアノ業界の悲しい状況を目の当たりにしてきました。
どんなに素晴らしい楽器でも「調律」だけでは音質のムラやタッチの狂い、錆や汚れによる劣化を防ぐのは不可能ですが、この事実をユーザーはどこまでご存知でしょうか。
新品に近い状態、また心地良い状態を維持するためには、調律師、ユーザーの両者がピアノに対して、「メンテナンスの意識」を共有することが必要最低条件です。
ピアノ使用者もしくは購入を検討される方は楽器だけではなく、後々の管理についてもあわせてご一考頂けましたら幸いです。
作業はまだまだ続く...
ペトロフP118C1ウォルナット艶出モデル プレップ完了! [プレップアップ]
佐藤久成さん&小田裕之さんデュオリサイタル・レポート♪ [コンサート・レポート]
昨夜のデュオ・リサイタルはお客様から
スタンディングオベーションが出るなど
大盛況、大喝采のなか幕を閉じました。
チェコの名器PETROFがこのような場で
使用されたことを大変誇りに思います!
素晴らしいベートーヴェンを披露頂いた
佐藤久成さん(Vn)、小田裕之さん(Pf)に
あらためて御礼を申し上げます。
音楽評論家・宇野功芳氏にも推薦された
佐藤さんの情熱的な演奏とそれを確固と
支える小田さんのピアノとの掛け合い。
MCを挟むことなくヴァイオリンソナタ
4、10、9番が次々と演奏され、固唾を
のんで耳を澄ませて聴き入るお客様。
この時間が何時までも続けば良いのに...
そんな幸せに充ちた楽興のときでした。
佐藤久成さん(左)と小田裕之さん(右)
P173Breeze Chippendaleと共に撮影
「あのピアノはどちらのものですか」と
休憩時に質問されるご来場者も続出。
最近ソリスト向けの主張の強いピアノが
増える中、他の楽器を圧倒することなく
朗らかなサウンドで確かな存在感を放つ
ペトロフは、音楽家や愛好家にとっても
注目の的になり始めています。
なぜチェコのピアノを?と皆様からよく
尋ねられますが、これだけの魅力をもつ
ブランドを後世に残したいという店主の
想いから輸入販売に至ったのが経緯。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタに
ペトロフが使われたのも日本では今回初、
そうした意味においては昨夜の演奏会は
大きな足跡を刻むこととなりました。
店主も小田さんと記念撮影
今後日本でも古き佳きチェコ製ピアノが
活躍するシーンが増えるように引き続き
真摯にプレップアップしてまいります!
スタンディングオベーションが出るなど
大盛況、大喝采のなか幕を閉じました。
チェコの名器PETROFがこのような場で
使用されたことを大変誇りに思います!
素晴らしいベートーヴェンを披露頂いた
佐藤久成さん(Vn)、小田裕之さん(Pf)に
あらためて御礼を申し上げます。
音楽評論家・宇野功芳氏にも推薦された
佐藤さんの情熱的な演奏とそれを確固と
支える小田さんのピアノとの掛け合い。
MCを挟むことなくヴァイオリンソナタ
4、10、9番が次々と演奏され、固唾を
のんで耳を澄ませて聴き入るお客様。
この時間が何時までも続けば良いのに...
そんな幸せに充ちた楽興のときでした。
佐藤久成さん(左)と小田裕之さん(右)
P173Breeze Chippendaleと共に撮影
「あのピアノはどちらのものですか」と
休憩時に質問されるご来場者も続出。
最近ソリスト向けの主張の強いピアノが
増える中、他の楽器を圧倒することなく
朗らかなサウンドで確かな存在感を放つ
ペトロフは、音楽家や愛好家にとっても
注目の的になり始めています。
なぜチェコのピアノを?と皆様からよく
尋ねられますが、これだけの魅力をもつ
ブランドを後世に残したいという店主の
想いから輸入販売に至ったのが経緯。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタに
ペトロフが使われたのも日本では今回初、
そうした意味においては昨夜の演奏会は
大きな足跡を刻むこととなりました。
店主も小田さんと記念撮影
今後日本でも古き佳きチェコ製ピアノが
活躍するシーンが増えるように引き続き
真摯にプレップアップしてまいります!